アップルウォッチが発売されてから、ウェアラブルデバイスと呼ばれるスマートウォッチをすごく多く見かけるようになりましたよね。
私もずっと気になっていたのですが、いきなり高額なアップルウォッチに手を出すのも怖い・・・
という事で私がAmzonで購入したのがBriskyjp NY07というスマートウォッチ。
まさにアップル風ウォッチ!というフォルムですよね(笑)
安価ですので、雰囲気だけ楽しめれば良いかな位の気持ちで購入したのですが、これがなかなか侮れない性能とビジュアルです。
おしゃれのために、運動のお供のために、アプリの通知を察知するためにと人によって求める要素は様々だとは思いますが、数千円で買えるちょっと便利でおしゃれな腕時計と考えれば値段以上の価値はありますよ。
アップルウォッチまでは必要無いと思っているiPhoneユーザー、携帯がアンドロイドでアップルウォッチは無理なAndroidユーザー、どちらにもおすすめです。
購入前に私が気になっていた点を中心に、実際に使ってみなければ分からない点を紹介しますね。
着信通知の表示と出来る操作は?
Lineやメール、電話の着信表示は期待以上でした。
そもそもこの手の商品の画面画像はハメ込み合成された物だったりして、実物の液晶を見てがっかりという事も少なくありません。
ですが液晶表示は想像以上にきれいで、表示文字数も縦は5列、横は全角7文字となっているので必要な情報は横目でも瞬時に読み取る事ができますよ。
画面に表示される内容はiphoneの画面表示設定に準じたものとなるので、電話着信の場合は連絡先に登録されている名前が発信者として表示されます。
Gmailの場合は先方のアドレス(もしくは登録名)と本文先頭数文字の表示です。
Lineも同様ですが、発信者を表示させていない設定の人はそこに合わせ通知のみの表示になります。(ライン電話は名前表示されます。)
アプリごとの通知の選択は専用アプリ、H Banndから操作する事になりますが、Twitter、Facebook、Skypeとメジャーどころは揃っていますので個別にオンオフするだけです。
H Bandアプリは無料アプリなので先にDLしてみて内容を確認するのも良いですね。
正直、私としてはこの通知機能が実現できているだけでも充分満足なのですが、最後にもう一つだけ着信に関して気に入った機能をご紹介します。
それは、電話に出られない時に着信してしまった場合、液晶下部のホームボタンに触れる事でミュート、長押しで着信拒否(切断)出来てしまう事です。
これは便利です!大事な時に電話が鳴ってしまい、気まずい思いをする事ってありますよね、そういう時に限って本体の操作に手間取ってなかなか着信音を止められなかったり(笑)
Briskyjp NY07を腕に付けていればそんなハプニングに肝を冷やす事もなくなりますね。
地味な機能ですが意外と知られていない、スマートウォッチ側からもiPhoneが操作できるという機能でした。
心拍計や万歩計の信頼度は?
運動のお供や日常の健康管理にと、これらの機能に期待して購入を検討する方も多いと思います。
精度はどんな感じなのか、私も気になったので他の機器と比較してみました。
心拍計
我家にある血圧計が心拍数も計測してくれますのでNY07を手首に付け、その腕で血圧計とNY07を同時にを作動させた結果がこちら。
実際は血圧計での計測値は瞬間値というか固定された数値が表示されますが、NY07で計測を開始すると60秒間連続で計測し続け、リアルタイムで数値が変化します。
厳密な比較にはなりませんが、3回ほど同時に計測した結果はまずまずの精度ではないかと思います。
血圧計に腕が締め上げられるときはNY07の計測値も跳ね上がりますし、しっかりモニタリングしているのは分かりますよ。
万歩計
万歩計は持っていないのですが、iPhoneにこの機能が搭載されています。
仕事中は腕時計とほぼ同じ時間持ち歩いていますので比較できますね。
これがNY07のH Bandアプリ、iPhoneのヘルスケアアプリ、それぞれ同日での歩数記録です。
健康意識が低いのでiPhoneの歩数の記録は数度しか見た事がありませんでしたが、ひどいですね。
トータル歩数が違っていますが、これはNY07の方が本当っぽいですね。
万歩計は何歩というより1日単位の相対値が分かれば用は足すと思うので、iPhoneもムラなく作動していれば問題ないのですが、机の上に置いていて歩数が上がるのはまずいですね(笑)
H Bandアプリは購入後もアップデートが来ていますし、結構真面目に作り込まれているアプリという印象です。
アップルウォッチの替えベルトは使えるの?
NY07はアップルウォッチとフォルムが似てますし、写真で見る限りベルトの取り付け方法も同じく見えます。
私もアップルウォッチを買ったら付けてみたい替えベルトがありましたので、試しに一緒に買ってみました。
結論は・・・
下の画像は付属のベルトとアップルウォッチ用替えベルト(38 40mm用)の接続部分の比較です。
同じですよね?いけそうですよね?
実はとんでもなくキツいんです(笑)
どのくらいキツいかというと、178cmの成人男性がハンカチを挟んだラジオペンチで体重をかけて全力で何度も押してやっと入るくらいです(笑)
定位置まで入れた時はもう取れる気がしませんでした。
二度と交換しないというなら止めませんが、服装に合わせて出掛ける前にサクッとという感覚では無理です。
条件というのは、キツい事を受け入れて一度だけ頑張ってはめて使う、もしくはベルト側接続パーツ部分の塗装をはがす程度(0.1~0.2mm)削って、羽目合い調整をして使うなら、という事です。
付属のシリコン製ベルトはとてもスムーズにスライドするのですが、これは接続パーツ部分もシリコン製のため、多少の厚みの誤差は吸収するためだと思います。(このタイプの替えベルトなら問題ないのかもしれません)
対する替えベルトの接続パーツはプラスチックもしくは金属のためにシビアになるのですね。
おそらく替えベルト側の精度ではなく、NY07の接続部分が本物のアップルウォッチよりわずかに狭いのでしょう。
でもNY07の商品ページでアップルウォッチの替えベルトが使えますとは一言も明言していませんし、文句を言う筋合いのものではありませんね(笑)
ちなみに私が買った替えベルトはエルメス(風)の二重巻きベルト。
出典:Amazon
YouTube等で女性が付けているのを見てカッコいいなあ~と思っていたのです。
手首周り約180mmの私が装着すると一番広い位置の穴で固定してギリです。
何か思ってたのと違う・・・(´・ω・`)
これは華奢な女性がゆったり付けるから映えるのですね・・・。
余談ですが、間違って42 44mmタイプ用を買うと横幅が完全に違うので更に悲しい思いをしますよ。
え?なぜ42 44mmタイプのベルトを持っているかって?
バッテリー持ちは?
Amazonの製品ページでは満充電で最大7日間稼動とありますが、実際は3日間程ですね。(私の使用環境で、ですが)
バッテリー持ちの検証のためにわざと充電せずに過ごしたのですが、3日目の朝の段階で3段階表示の電池マークは1でした。
3日目の終日稼働は無理かなとも思ったのですが、なかなかの粘りを見せまして18時段階では問題無く動いていました。
さすがにこの残量表示で翌日もという気にはなれなかったので充電器に接続しました。(もしここから後4日間持つとしたら残量表示に問題ありですよね(笑))
ちなみに充電は付属の専用USBコードに手持ちの5V1Aのアダプターを差してコンセントへ。
2時間で満充電とあるのはこの条件時かと、PCに接続だともう少し伸びそうですね。
寝る前に準備して放置なので完全な計測はしていませんが、初回に充電した感じだと公称に近いようです。
時計に接続する端子側は磁石になっており、反対向きに接続しようとすると磁力が反発して端子が離れようとしますので絶対に方向を間違える事はありません。
Briskyjpを使用した感想まとめ
替えベルトの件は少々残念でしたが、機能的にはしっかりした物だという印象です。
気軽にスマホとの連携を体験できるおしゃれ時計という位置付けなら十分価格以上の価値はありますよ。
アップルウォッチ風スマートウォッチを探している方は筆頭候補ですね。
実際3m離れたらアップルウォッチにしか見えません(笑)
気に入ったのでしばらくはこれで色々とモニタリングしてみようと思います。
アップルウォッチも3のGPSモデルなら価格もこなれて来たので次回の候補です↓