iphoneの充電マーク(雷みたいなやつ)が表示されているのにバッテリーがたまらない。
そんな現象に困っている人は居ませんか?
バッテリーの寿命?もう結構使ってるから?
こういうケースで修理依頼をすると買うのと変わらない金額が掛かったりするんですよね。
原因は色々あるでしょうが、その不具合、案外簡単な理由かもしれませんよ!
検索すれば様々な対処法が紹介されていますが、ショップに持ち込む前に是非この記事を読んでみて下さい。
先日、私が体験したあまり紹介されていないレア?ケースをお話ししたいと思います。
iphone7の充電がされていない事が増えた
私はiphone7を2年半程使っているのですが、ここ1カ月ほど充電の不具合に悩んでいました。
症状としては、夜寝る前に充電ケーブルを刺して充電マーク確認後就寝。
朝になると充電マークが消えており、当然バッテリーも未充電という状態が時々発生していました。
たまたまかと思い気にしていませんでしたが、何度か続いたため原因究明する事に。
充電されない原因を究明
iPhone7に刺したライトニングコネクターを左右に動かしてみるとグラグラします。
そしてそのたびに「フォン」という充電ケーブルが刺さった音がします。
iphoneの仕様で刺さった時には音がしますが、抜いた時には無音ですので、接点が離れている事に気付きませんでした。
ここ数年、キャリアの2年縛りが解けるたびに度にiphoneを換えていたので、ハードの寿命がどの程度なのか推測がつかず、あきらめてそれなりに付き合う事に。
- ケーブルを刺して机に置く時は静かに(笑)
- なるべく動かさないように一度スリープを解除して充電マークを確認(笑)
というように扱って過ごしていたのですが、ある日突然その時は訪れました。
朝に充電されてなく、またいつものかと思い、出勤の時間まで充電しました。
会社に行く前にバッテリーを見ると増えてない、というか減っています。
充電マークは表示されているのにです。
試した対処法は三つ
- 再起動
- 別ケーブルを使う(サードパーティ含め5本)
- 端子部をフッと吹く(ファミコンカセット復活法)(笑)
再起動
iphoneにせよ、パソコンにせよ不具合解消の基本中の基本「再起動」です。
ソフト的なトラブルの場合はこれで解消することがほとんどですが、今回の場合は解消せず。
別ケーブルを使う
iphoneを持つのは2台目なので、ライトニングケーブルはそれぞれの付属品が2本、予備で購入していた純正品が1本、妻のiphone用1本、車用のサードパーティ製1本、すべて試しましたがどれも症状は変わらずです。
端子部を吹く
昭和のファミコン世代の方にはお分かり頂けると思いますが(笑)、当時はカセットの反応が悪い時の基本?対処でした。
当然効果は無しです。
上記三つを実行しても症状は改善せず、2年半使っているしと私が出した結論は
ライトニングコネクターの本体側が緩くなってしまった(確信)でした。
いざドコモショップへ
これは間違いなく修理(交換)案件だと思い、会社帰りにドコモショップへ寄りました。
翌週に出かける用事があったので代替機だと不便だなとか、今機種変するくらいなら9月まで持たせて新型のiphoneを買おうとか、もやもやしながら順番を待っていると私の番です。
あらかじめ症状は説明しておいたので、店員さんは再現させてもらいますといってケーブルを刺します。
内心そんな理由じゃないのでは?と思いながら聞いているとコネクター奥をのぞき込み、普通内部はこんな色ではないんですとのこと。
確かに本体は黒なのに、コネクターの奥が白いです。
何か細いもので取ってみてはと言われ、カバンに入っていた十徳ドライバーでほじってみますが動く様子もなく、違うんではと思っていたら「使って下さい」とエアダスターを渡されました。
まだ疑いつつもシュッと一吹き・・・
するとブワッと店内に白いゴミ?が舞い上がり雪のようにスローモーションで降ってきました。
うわあああぁぁぁぁ・・・・・、恥ずかしさのあまりしばしフリーズ。
ティッシュをポケットに入れたまま洗濯してしまったようなアレです。
そういえば制服の作業ズボンに携帯を入れてて白いゴミが画面に付くなとは思っていたのです。
それが日々蓄積し、毎日ケーブルのオス側でトントン固めていたのですね。
それが今日臨界点に達したということです。
30代と思しき男性の店員さんはニッコリ笑って大丈夫そうですねとケーブルを刺します。
しばし眺めていると、バッテリーが増えてきます。
うっかりしてましたが、よく考えると本体とケーブル持ち手の間に1ミリ位隙間がありました。
という事でめでたく解決したのでした。
まとめ
本当ーーに恥ずかしかったです!(笑)
しかし学んだことも
- ライトニングコネクターは、充電マークを出す接点と実際に給電される接点はどうやら別
- ライトニングケーブルは通常「カコッ」という手応えとともに隙間なく刺さる(端子部は見えなくなる)
- 機械を疑う前に自分を疑え(←重要)
こんなしょーもない事例は参考にならないかもしれませんが、日本は広いですし誰かの参考に・・・(ならないか)