iPhone端末の値段、昔に比べて高くなっていますよね。
毎月の通信料は政府の意向もあって下がる傾向ですが、代わりに機種代0円みたいなサポートはめっきり無くなりました。
一つの機種を長く使うユーザーは歓迎でしょうが、iPhoneユーザーのように新機種が出る度に気になるユーザーは(私です)機種変更のハードルが上がっています。
そこで上手に活用したいのが、旧端末の下取りでもらえるdポイントです。
機種変更の際に引き換えで下取りに出す場合は、即時にdポイント化されて新端末代金から相殺されますが、ドコモオンラインショップの下取りプログラムを利用した場合はどうでしょう。
時系列として、下取りに出した端末のdポイントを受け取るのは新端末の決済の後です。
dポイントを後から受け取れるとしても、これでは機種変更の際の下取りで支払い負担を軽減したいという本来の目的としては少し違ってきますよね。
しかし、後からもらったdポイントでも新端末の購入代金に充てる(と同等の)ことは出来ます。
今回、私は下取りプログラムを利用してドコモオンラインショップでiPhone12に機種変更したので、まさにこのケースです。
私がどうやって後からもらったdポイントを新型iPhoneの購入代金(のように)に充てたかを解説したいと思います。
もくじ
後からもらったdポイントを新端末購入に使ったようにみせる
結論を言ってしまうと、dポイントを毎月の携帯料金の支払いに使うのです。
一括払いの場合には後からもらうdポイントを決済に使うのは当然無理なのですが、私のようにお返しプログラムを利用して購入した場合にはdポイントを購入代金に充てたようにする事が出来ます。
厳密にいうと、分割された端末代金ではなく、5Gギガライト等の利用料金に充当されるのですが、毎月の請求は端末代金も利用料金も合算されて請求されますよね?
例えば、来月8,000円の請求が5,000円になったとして、その内訳を考えたりしますか?
考えたとしても家計から支出される金額が3,000円安くなる事に変わりはありません。
ん?と思う方も居られるかもしれませんが、これを理解するためにはdポイントを携帯料金に使う場合の仕組みを知る必要があります。
dポイントが携帯料金に充当される仕組み
ここで、dポイントが携帯料金の支払いに充当される仕組みを解説したいと思います。
今回の私であれば旧端末の下取り価格、12,500ポイント(12,500円)を携帯料金の支払いに充当すれば、翌月の請求から12,500円割り引かれる、、という訳ではありません。
dポイントで携帯料金を支払う場合、それが適用される項目というのが限定されるのです。
一口に携帯電話料金と言ってもその内訳は様々な構成になっています。
その中でdポイントで支払いが出来るのはXi/FOMAの基本使用料、国内通話通信料、パケット定額料、付加機能使用料となっています。
対してポイントで支払いができないものとして、Xi/FOMA以外のサービス利用料金(ドコモ光などの別サービス)、分割払金(機種代金等)、コンテンツ使用料(dマガジン等)等があります。
ちょっと分かりづらいですね、つまりはこんなイメージです。
私の回線の実際の請求明細が以下なのですが
この中で実際に充当対象となる金額は下のような額面です。
つまりは12,500ポイントを一気に携帯料金の支払いに申し込んだとしても、充当できる限度額が各月3,000円程ですので、毎月限度額まで消費され、4カ月程かけてすべてのポイントが支払いに充当されるという感じです。
iPhone12の分割代金が相殺される訳ではありませんが、実質それに近い結果になるのがお分かり頂けると思います。(10月と11月が分かりやすいです。)
感の良い方はお気付きかもしれませんが、この手続きは家族の支払いをまとめていたとしても、手続きを行ったdアカウント1回線分が対象です。
それぞれのdアカウントで手続きをすれば毎月もっと多くのポイントを充当できますが、これは好みだと思います。
我家は月毎に請求額が急激に上下するのはかえって支出のペースが乱れて分かりづらいので、私の回線でのみ申し込み、全体の請求額が数カ月間少し安くなるイメージで設定しました。
携帯料金充当に申し込んだdポイントには消費期限がある
注意したいのは携帯料金の支払いに申し込んだdポイントには消費期限があるという点。
期間は6カ月ですので、申し込むポイントを6で割って毎月の相殺額以上になってしまう場合は数回に分けて申し込む等の工夫をしなければ、消費しきれなかったポイントは消滅してしますので気を付けて下さいね。
dポイントで携帯料金を支払う手続きを解説
dポイントクラブのサイトにアクセスして任意のdアカウントでログインします。
「つかう」をタップします。
少し見つけづらいのですが、下の方にスクロールして「ケータイ料金」をタップします。
結構需要のある項目なのですから、もっと上の方に目立つように配置して欲しいですよね。
色々な注意書きを読みつつ下にスクロールして「交換する」をタップします。
「上記内容に同意して申込む」チェックを入れ、使いたいポイント数を入力後、「交換する」をタップします。
手続き完了後は上のような画面になり、申し込んだdポイントが来年の5月まで携帯料金から割り引かれる事が分かります。
私の場合はiPhone7一台分の12,500ポイント以外に手持ちのポイントも合わせて申し込んだため、13,297ポイントとなっています。
手続きの最後にメールアドレスを入力すると、上のような手続き完了メールが送られてきます。
確認して完了です。
dポイントを携帯料金に充当するまとめ
携帯電話の機種変更で、条件が有利と分かっていてもオンラインショップの利用に踏み切れないのは、旧端末の下取りが新端末購入に反映されないから、という方いませんか?(以前の私です)
旧端末を下取りに出したdポイントを今回のように使えば、内訳上は違いますが、機種変更する新端末の代金に充当したような形になります。
まさに下取りという形ですよね。
下取りでもらったdポイントは、ただ日常の買い物で使ってしまうより、今回のように携帯料金の補填として使う方が自然な気がします。
というのも、まだ使えた携帯電話を新端末にしても無駄遣いしている感が薄れてくれる、という点が素敵だからです(笑)
是非お試しあれ。
ところで今回の手続きで、私の一連の機種変更手続きはドコモショップ実店舗に行く事無くすべてオンラインで完結しました。
4月からの導入が発表された「Ahamo」もオンラインのみの受付だそうで、増々オンライン化が加速しそうですね。
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