あなたは曲げわっぱの弁当箱に詰められたご飯は美味しいという話を聞いた事がありませんか?
私は学生時代から数えると30数年、様々な弁当箱を使ってきました。
よく見かけるプラスチック製の物からアルマイト製の物、タッパーにランチジャーと弁当箱と名の付くものはほとんど使った事があると言っても過言ではありません。
そんな私が他の弁当箱と比較して明らかにご飯が美味しいと感じているのが現在2年ほど使用している曲げわっぱの弁当箱です。
商品説明だけではわからない感覚的な部分を使用者の言葉で解説していきたいと思います。
もくじ
どうしてご飯が美味しく感じるのか
数々の弁当箱を使ってきた私が行き着いた結論、それは素材が「木だから」です。
ここで美味しく感じると言っているのは弁当まるごとの事とも言えるのですが、文字通り「ご飯」、つまり米の味が違うという事をお伝えしたいのです。
木は素材の持つ通気性から非常に優れた水分調整能力を備えています。
古来から日本ではおにぎりを竹の皮で包んだりと、ご飯を美味しく携帯する術を科学とは関係無しに経験として認知していたのですね。
私の職場は空調されており、室温が一定の場所にお昼まで弁当を置いています。
ご飯もおかずも常温、もしくは少し冷えているくらいですがレンジなどで温めたいと思ったことは一度もありません。(木製品ですから電子レンジはNGですが・・・)
それは何故か?
不思議ですね、曲げわっぱは木ですのでゴムパッキンのようなシール材は付いていませんが、ご飯やおかずが乾いてしまっているという事は全くなくて、むしろ絶妙に水分を逃がしてご飯を最良の状態にしてくれるんです。
美味しさは米のランクに依存する?
我家が購入する米は特に高価なものではなく、むしろごく一般的なランクの物です。
私は北海道在住ですが、スーパーでお買い得になっている地元産米を中心に10kgで3,000円代の物を選んでいます。
北海道米の品質向上と炊飯器の性能向上もあって炊き立てのご飯は本当に美味しいです。
しかし弁当箱に詰めてお昼に食べるという事であれば、弁当箱の種類によって明らかな差が生まれます。
あなたが今お使いの弁当箱との差は何?
今あなたがお使いの弁当箱、下のタイプのどれかではないでしょうか?
これらは全部、私も使った事のあるタイプです。
そんな私が歴代使ってきた弁当箱の感想、そしてそれに対しての曲げわっぱという観点で解説していきますので、お使いのタイプから新調したらどうなるか想像してみて下さい。
アルミ素材の弁当箱
キャラクターは違えど、幼稚園の時に使っていたこのタイプが私の弁当人生のスタートだったと思います。
もう少し大きくなってからは親が使っていた、いわゆる「角弁」という長方形のアルマイトの弁当箱も使った事があります。昭和40年代生まれの方は見た事あるはず(笑)
このタイプの良さと言えば軽さと丈夫さでしょう。
水分の飛び具合は悪くないのですが、熱が伝わりやすい特性から弁当の温度が気温に左右されやすいですね。
暑い所では痛みやすく、寒い所では冷えやすくなります。
そしてその形状から、カバンに入れるとどうしても横向きになってしまい、片寄り、汁漏れが心配ではないですか?
木製の曲げわっぱは程よく断熱性と通気性に優れていて保存環境にそれほど気を使いません。
横に倒せば汁漏れは皆無ではありませんが、アルミのふたよりも気密性は上なので心配は減ります。
プラスチック素材の弁当箱
まさしく弁当箱と言えばこれと言っても過言ではないフォルム、使っている方も多いのではないでしょうか?
私も学生、社会人を通して一番多く使ってきたタイプです。
ふたにパッキンが付いていますので乾燥に強く、汁漏れもしませんよね。
ただ、気密が良いという事で水分が飛ばず、ふたの裏に水滴が付いて湿気がこもってしまいます。
そして私が一番不満に感じていたのは「プラスチック独特の匂い」です。
食器としてならそれほど気にならないこの匂いも、弁当箱の密閉されたふたを開けた時に広がるあの匂いが微妙に食欲を削ぎませんか?
この点が木製の曲げわっぱにすることで解消されますよ。
木の香りは主張せず、食材の匂いを引き立ててくれます。
保温ランチジャータイプの弁当箱
ガテン系の方が持つイメージの正統派タイプも、最近見かける横型のコンパクトなタイプも両方使った事が有ります。
このタイプの良さは言うまでもなく、その保温性で温かいご飯とみそ汁が食べられる点ですね。
しかしこのタイプにも不満な点が有りました。
冬の屋外で食べるような場合でしたらこの温度でもありがたく感じるのでしょうが、やはり温度的には少々中途半端です。
水分も閉じ込めてしまいますし、プラスチック製の弁当箱と同じ匂いが温度で増幅されて更に強く感じます。
木製の曲げわっぱなら匂いの悩みは解消されますし、寒い場所に置いておかなければならない場合も、弁当箱を入れるバッグ等で断熱を考えた方がご飯を美味しく頂けます。
持ち運びの工夫
これはすべての弁当箱に言える事ですが、弁当箱を入れる袋とそれを運ぶカバンを適したものにする事で、更に美味しいお弁当が食べれますよ。
基本的に弁当箱は横にせず、そのままの状態で持ち運ぶのがベストですよね。
私は曲げわっぱのケースとして、以前使っていたサーモスのランチジャーのバッグを流用しています。
ジャストサイズなんです(笑)
取手が付いていて断熱素材のクッション付き、そして内側が巾着の口のようにひもで絞れます。
これらの機能で気温変化や汁漏れに対応できています。
別売りでもジャストサイズな入れ物は色々ありますので探してみて下さい。
そしてそれ自体を収納するのは底の付いたバッグがおすすめですよ。
私がが使っているのはモンベルのベルニナフラップショルダーのLサイズ。
出典 モンベル
弁当箱ケースに入った曲げわっぱが正立して、財布、小物諸々も収納できる優れものです。
A4の書類も入りますが、曲げわっぱを入れるとギリギリです。
仕事の持ち帰りはしませんのでこれで通勤しています。
曲げわっぱの弁当箱は本当におすすめ
私が使用しているのはAmazonで3,000円代の物で有名な産地の木材や塗料を使っている物ではありません。
しかし、2年間普通に食器と一緒に洗ったりと特別大切に扱ったわけではありませんが、壊れもせず色落ちもほとんどしていません。
というか使い込むほどに味が出てきたとも感じています。
ビジュアル的にも大変満足しており、この形状は懐かしさというか日本人の心を揺さぶる何かがあると思うのです。
また、木の香りに含まれるフィトンチッドと言われる成分には癒し効果があるとされていますので、お昼休憩にはリラックスしてご飯が食べられますよ。
私が購入したもの以外にも様々なタイプがありますので是非検討してみて下さい。
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