SONY製ブルーレイレコーダー、BDZ-AT700をお使いの方、レコーダーの調子はどうですか?
我家のAT700は2010年製、HDDはまだまだ現役で日々のテレビ番組をガシガシ録画してくれていますが、光学ドライブに少々問題が・・・
2~3年前にブルーレイを読み込まなくなりまして、仕方なくレンタルや書き出しはDVDを主体に生活しておりました。
しかしこの程DVDも読み込まなくなり、とうとうただのハードディスクレコーダーとなってしまいました(悲)
10年も使ったんだからあきらめて新しいの買ったら?と思ったあなた、正解です(笑)
ブルーレイレコーダーは当時に比べて機能も進化し、価格もこなれています。
普通に考えれば当然買い替えるタイミングです。
ですが、どうしても書き出したいデータがハードディスクにあるのです。
そこで今回、ブルーレイドライブを換装してみる事に。
幸いこのケースの需要は案外あるらしく、ヤフオクやメルカリに同型番の中古ドライブがわんさか出ています。
お子さんを撮ったビデオデータをハードディスクに保存していたのにブルーレイやDVDに書き出せなくてあきらめている方等はこの記事を読んで光学ドライブの換装に挑戦してみませんか?
成功すれば低予算でレコーダーを復活させる事が出来ますよ。
BDZ-AT500やBDZ-AT300Sといった兄弟機にも応用が利くはずなのでこちらのオーナーの方も参考にしてみて下さい。
ご自分で撮影されたデータを移動するだけならこんな方法もあります↓

もくじ
BDZ-AT700は光学ドライブ交換修理で直る?

結論から言いますと、今回同型番のBRD-400Tの中古品と換装しまして、出来なくなっていたブルーレイ読み込み書き込み、DVDの読み込み書き込み、すべての動作が復活しました。
それでは早速今回の作業を紹介していきますね。
SONY BDZ-AT700を分解してBRD-400Tを換装する手順
作業自体はプラスドライバー1本あれば出来ます。
外すネジは外装に5本、ドライブの固定に4本の合計9本のみです。
それよりもフロントベゼル(トレイの前面に付いている化粧パネル)の処理がポイントになってきます。
この部分を分解に取り掛かる前に外しておき、作業の最後に取り付けるというのが正解です。
フロントベゼルの外し方
まだ電源があるうちにイジェクトボタンを押し、トレイをオープン状態のままにしてベゼルを上にスライドして外します。(正面から見て)
※写真を撮る都合上、説明画像は外した後のドライブの物を使っています。

フロントベゼルというのは画像緑枠部分単体を差すのではなく、それを含む赤枠部分を差します。
鏡面仕上げの緑枠部分もクラクラして外れそうに見えるのですが、罠です(笑)

フロントベゼル裏には赤丸の様なツメが2か所付いており固定されています。

ベゼルを外したトレイの画像にある赤丸がツメが入る穴です。
上手く外すコツとしてはフロントベゼル下側から指を入れ、左右の端から20mm位の所を手前に引きながら上にスライドさせる感じです。
その際、トレイに無理な力が加わらないようトレイを抑えながら片方ずつツメの固定を外していくと上手くいきやすいです。

この作業を先にやる理由なのですが、こうしないとドライブが後ろに抜けないからです。
要はフロントベゼルは正面のパネルに繰り抜かれた穴より若干大きいという事ですね。
ここまで出来れば作業は終わったも同然です(笑)、進めていきましょう。
外装を外す
外装は5本の+ネジで固定されています。



5本のネジを外したら後ろにスライドさせて外装を外します。

さあ、目的のドライブBRD-400Tが左側に見えました。
BRD-400Tの交換

①の電源ケーブルと②のSATAケーブルを本体側で抜きます。
両方ともツメ類は無いので引っ張るだけです。
コネクターは左右非対称なので、差す時に上下間違うというような事はありません。
ドライブ本体は+ネジ4本で固定されています。


これを外し、後方を持ち上げて後ろ側に引き抜くと分離します。
最初にベゼルを外しておかないと、この時にベゼルが前面パネルに引っ掛かって外れないのですね。

さあ、これで交換する側のBRD-400Tをセットして今の逆の手順をたどるだけです。
外装を戻してフロントベゼルを取り付ける
フロントベゼルを付けるのは、全て戻して電源を入れた後です。
イジェクトでトレイを出したままにして、外す時と同じ要領です。
トレイに力が掛からないようにして片方ずつはめると上手く行きます。
上手く直った方はAT700をもっと有効活用しませんか?

「このディスクは操作できません」のその他の対策
読み込み不良の対応として、今回の作業は言わば最終手段です。
もっと手軽に、もっと安く直らないかと思っている方も多いはず。
そんな方には下の様なクリーニングディスクという手もあります。

なぜ私が持っているかというと、先に試したからです(笑)
今回の作業を実行している時点で結果はお察しなのですが、Amazonのレビューを見ると結構これで行ける人も多いようです。
これで復活すればラッキーですね(私はダメでしたが)
取説にはクリーニングディスクは非推奨とありますが、修理に出さないのであれば自然に直る事はありませんし、ダメで元々なのです。(もちろん自己責任ですが)
ちなみに、ブルーレイとDVDはピックアップと呼ばれる光を照射するレンズが別です。

今回後学のために外したドライブも分解してみたのですが、実際ピックアップは2つありました。
このレンズを無水アルコールやパーツクリーナーを染み込ませた綿棒で清掃して復活したという強者もいるようですがどうでしょう?
自分で分解する時点でメーカー保証対象外なのですが、くれぐれも自己責任だという事を分かった上で挑戦してみて下さいね。
BDZ-AT700 ドライブ交換まとめ
BRD-400Tの中古相場はメルカリでもヤフオクでも8,000~12,000円程。
今回私が入手した物も送料込み8,000円でした。
ドライブ選びで私が注意した点は商品紹介に「完動品」の記載があるかどうかです。
交換後に「このディスクは操作できません」なんてメッセージはもう見たくありませんからね。
今回は400T単体での購入でしたが、本体まるごとの中古品もこの価格帯です。
運よく完動品に巡り合えればハードディスクの予備も手に入りますよ。
ただ、こちらは今回の作業程お手軽ではなく、クローンの知識や外付けのHDDスタンド等も必要になりますのでハードルは少々高いかもしれません。
今回の様な光学ドライブ交換だけでしたら作業は驚くほど簡単です。
書き出し出来なくなっていた映像の救済はもちろん、単純にご家庭のAV家電が延命されて出費が抑えられる訳ですから奥さんからも感謝されますよ。
是非挑戦してみて下さい。
最後に豆知識をひとつ。
昨今の大画面テレビ、当然のように外付けHDDを接続して録画できる機能を持っていますよね。
先日更新した我家のブラビアにも当然その機能は搭載されていますが、それでもHDDレコーダーを使う意義とは一体どのようなものでしょう。
BD等の再生はもちろんですが、それなら再生専用の安価な機種も売っています。
この時代にブルーレイHDDレコーダーが存在する意味は「自動でチャプターを打ってくれる」これに尽きると思います。
普段、録画した番組の視聴中に早送りボタンでCMを飛ばした経験は誰にでもあると思いますが、あの機能、ソニー製テレビの外付けHDDに録画した番組ではできません。
パナや東芝はできるらしいです。
ソニーはHDDレコーダーとの住み分けののためにわざと非搭載みたいですね。
※HDD内の動画を移動だけできれば良いという方は下の様な方法でも救済できますよ↓

ちなみに↓がソニーのBDレコーダー最新モデルです。
修理が上手く行かなかったソニー派の方は検討してみてはいかがですか?
型落ちでも構わないからコスパ重視というソニー派の方は↓はいかがですか?