電化製品を使っていれば誰でも遭遇する可能性がある故障や不具合。
そんな時にまず問い合わせるのが各メーカーのサポート窓口ですよね。
今回、私が問い合わせたのは掃除機で有名なダイソンのお客様相談室です。
我家のダイソン掃除機はV7Slim(SV11)、2020年7月にダイソン公式ストアで購入して快適に使用していたのですが、どうも先月から充電が不調でした。
公式ストア購入製品なので、当然不具合の問い合わせもダイソンのお客様相談室へ。
ネット通販が全盛の昨今、サポートセンターの対応の良し悪しも製品選びの重要な指標のひとつですよね。
ダイソンのアフターフォローはネット上の口コミでは良かった悪かったと色々な意見があります。
実際にダイソンのお客様相談室の対応はどうなのか?
今回の不具合内容とお客様相談室の対応結果をシェアしたいと思いますので、ダイソンの掃除機を検討している方は参考にしてみて下さい。
もくじ
V7slimの不具合の詳細 10秒くらいで止まってしまう
まずは今回の不具合の内容をお話ししたいと思います。
症状としては、充電が完了しているV7スリムを使いだすと10秒程で止まり、充電切れのように動かなくなるというものです。
最初の何回かは妻もクレードルへの差し込みが甘かったかもと思ったらしいのですが、時々だった現象の頻度が増し、おかしいぞと私が相談を受けた訳です。
私が妻から聞き取り調査して動作検証した結果は以下のような感じです。
- 充電クレードルに戻すと充電中ランプは付く。(青ランプ)
- 10秒程で止まったのち、クレードルに戻し数十分後に使用するといつも通り使えたりもする。
- 10秒程で止まったのち、クレードルに戻すとオレンジ(黄色?)ランプが点滅する事もある。
- 数十分後に復帰できていたものが、復帰できない事が増えてきた。(翌日は大丈夫だったり)
- 復帰できても2回、3回と止まるようになった。
というような不具合内容なのですが、素人目に見てもバッテリーが怪しいですよね。
という事でダイソンお客様相談室へ電話です。
ダイソンお客様相談室に電話をして利用した感想
今回、ダイソンお客様相談室(0120-295-731)を利用した私の評価としては90点とします。
評価の根拠を順番に解説していきますね。
まずはダイソンのサポートフリーダイヤル(0120-295-731)に電話するのですが、よくある音声ナビの案内通りに数度番号を押すと「オペレーターへおつなぎします」となります。
最初にユーザーの方が気になるのはここですよね。
平日の昼休みに電話を掛けたのですがあっさりつながりましたよ。
ありがちなのは、掛けてもしばらくお待ち下さいの音楽を延々と聞かされてさっぱりつながらないケース。
有名メーカーなので混みあってそうですが、そんな事は全然なく拍子抜けしました。
電話応対してくれた方は日本人の女性の方でした。
ここも気になりますよね。
中にはサポセンに日本語があまり得意でない外国人の方を置く企業も多いです。
会話が上手く嚙み合わず、ユーザーがあきらめるのを待つ作戦?という事も(笑)
高価な製品が多いメーカーですからサポートにも予算をしっかり割り当てているんですね。
そして実際のやり取りですが、正直、家電知識が豊富で流暢という方ではありませんでしたが、対応マニュアルがしっかりしているのでしょう、滞りなく話が進みました。
掃除機自体は製品登録していましたので、氏名と電話番号を伝えると機種や購入年月日等の製品情報はすぐに分かってもらえましたし、連絡したのは購入から1年1カ月後だったのですが製品登録をしていた事で保証期間も2年でした。
前述した症状を伝えると、バッテリーの不具合のようですので代替品を送付しますとなりました。(保証期間なので無料)
ここも高評価事案ですよね。メーカーによっては製品を送ってもらって症状の再現を確かめてから対応なんて所もあります。
毎日使う掃除機でこれをやられると本当に困りますよね。さすがですダイソン。
ただ、次回同一案件の不具合の場合は有料(税込9,020円)となる事がありますと補足されました。
絶対に有料と言い切らない所が気になりますね、ケースバイケース?(笑)
結局とても気持ち良くバッテリーの無償提供を申し出てくれて私も気持ち良かったです。
企業によってはなるべく無償案件とならないように、オペレーターにイラっとする質問をさせてくるところもありますよね。
こういった所は結局、マニュアルに企業姿勢が反映しているのだと思います。
え?では-10点の減点分は何かって?
うーん、少しマニュアルを見ながら話してます感が強めだった所です(笑)
バッテリーは消耗品だから補償対象外というメーカーもある中、無償提供なのですから100点でも良いのかもしれませんね。
ダイソン V7 Slimのバッテリーを交換した結果
電話から3日後に到着した新品バッテリーに交換した所、前述した症状は全く出なくなりましたので、やはりバッテリー不具合だったのだと思います。
バッテリーの発送自体は神奈川県からの翌日発送でしたので、関東在住の方であれば当日、もしくは翌日到着だと思います。
私は北海道在住ですので2日後でした。
交換自体はネジを3本外して付けるだけなので小さめの+ドライバーがあれば誰でもできますよ(分かりやすい説明書も同梱されていました。)
ただ、簡単とは言ってもネジ留めですので、予備バッテリーを持って日常的に交換使用というのは現実的ではないかもしれませんね。
もしもバッテリーを複数持つスタイルをお望みならば選択肢はこちら↓
ダイソン公式オンラインストアなら数量限定で着脱式の予備バッテリーが付いてきます。
ダイソンのサポートの評判まとめ
メーカーのサポート窓口と一口に言っても結局対応するのは人です。
同じ窓口に問い合わせていても評価の口コミが両極端になるのはこのためですよね。
対応してくれる人のスキル、話し方、声質等、好みは人それぞれですから人によって印象も変わってきます。
でもそれを少しでも緩和するのが各メーカーが用意する対応マニュアルです。
対応マニュアルさえしっかりしているのなら、ある程度の対人スキルがあればオペレーターによるサービス品質の違いは生まれづらくなりますよね。
ダイソンお客様相談室は質問項目や確認事項、それに応じた対応をしっかりオペレーターに周知しているという印象でしたよ。
ちなみに不具合のあったバッテリーの返送は求められません。
各自治体の条例に沿った方法で各自処分して下さいとのことでした。
1年1カ月でバッテリー不具合は少し早い気もしましたが、そこは家電運もありますしね。
保証は2年、無料対応だったので許します。
ダイソンの最新機種はこちら↓
ダイソンの最軽量モデルはこちら↓
ペットの毛でお悩みの方はこちらの記事をどうぞ↓
【追記】トリガーを引いてないのに動く、止まらない
前回のバッテリー交換から1カ月、快調に稼動していたV7 Slimなのですが、新たな不具合が発動してしまいました。
今回の不具合は、トリガーを触ってないのに動いたり止まったりする困った現象です。
もちろん前回と同じくダイソンのサポートセンターへ連絡。
休日の昼間だったためか今回は5分程度待たされましたが、まあ許容範囲です。
今回応対してくれたオペレーターの方は日本人の男性の方でしたよ。
氏名、電話番号、住所と伝えると所有モデルも当然分かり、先月のバッテリーの件も把握しておられました。
さすがに今回は現品を送付して不具合確認かと覚悟していたのですが、不具合を説明するとパーツを送りますとの事。
トリガーはハンドル一体式の交換出来るパーツなんですね。
バッテリーの時と同様、説明書と一緒に送られてきたハンドル部分をサクッと交換して終了です。
バッテリー固定のネジ3本以外は押したり引いたりで組み立てるだけという簡単さです。
例によって交換した部品は地域のルールに従って廃棄して下さいとの事。
今回も保証期間内でもちろん無償でしたし、翌日発送で最速で送付してもらえました。
100点にしない理由は無いですね。
あ、もちろん故障しないのが一番なんですが(笑)