さあ、今年もまた暑い夏がやってきますね!
エアコンも随分と値段が下がっていますし、今年こそ暑かった2階の自室にエアコンを付けたいと思っている方も多いのではないでしょうか?(私です)
エアコン自体は冷蔵庫やテレビと同じく、ネットでの購入が最安なのは間違いないのですが、唯一違っている点、それは必ず取り付け工事が伴うという事です。
家電量販店やホームセンターでも6畳間用(2.2kwクラス)ならば工事費込みで5万円台なんて物も見かけますが、例外無くすべて「標準取り付け工事」で済む場合の金額設定です。
エアコンの取り付け工事は家を建てた時に事前準備していない場合、ほぼ間違いなく追加工事料金が発生します。
それも2階に設置となればなおさらです。
Amazonでも工事費込みの設定がありますが、追加料金や工事形態がハッキリしないまま購入ボタンを押すのはちょっと不安ですよね。
少しでも総額を抑えたいとけど、ネットで買うと工事が不安という方は今回私が選択した方法が参考になるかもしれませんよ。
ただ、どんな事でもそうですが、メリット、デメリットはそれぞれあります。
選択肢のひとつとして、今回私がエアコンを購入、取り付けした方法をご紹介します。
毎年恒例ですが、暑くなると設置工事が渋滞しますよね。
そんな時でも、他より安く、安心できる業者さんが居ないか調べる事ができます。
ゼヒトモはエアコンを単体で買いたい人と個人の顧客が欲しい取り付け業者さんをマッチングさせてくれるサイトです。
簡単な入力をすれば口コミやコメントを比較しながら検討出来るので便利ですよ。
日本全国対応していますので是非利用してみて下さい。
もくじ
ネットで買ったエアコンを2階に取り付けた概要
家を建てた時に2階にエアコンを付ける事を想定していなかった私が選んだ方法は以下のようなものです。
- エアコンはAmazonで最安の物を購入
- 取り付け業者は自分で手配
色々と選択肢はありましたが、結果的に費用、工事内容ともにとても満足のいく結果となりました。
それでは早速、費用やこの選択のメリット、デメリット等を紹介していきますね。
エアコンはアイリスオーヤマの2.2kwをAmazonで購入
エアコン本体はAmazonでアイリスオーヤマ製、6畳用(2.2kw)の物を購入。
4/11時点で37,000円(税込)と、Amazonで最安でした。
価格.com等で調べるともう少し安い製品もあるのですが、Amazonを選んだ理由は送料無料なのと、経験上初期不良時の対応が大変秀逸であるため。
私は北海道在住なのですが、地方在住者にとって送料の金額はかなり重要なポイントですよね。
エアコンは大型商品ですから3,000円~5,000円なんて送料が普通に加算されてしまいます。
これでは最安値の金額も全然意味がありません。
そして万が一初期不良があった場合、エアコンは第三者の工事が伴うために不良原因の切り分けなどでもめる事も予想されます。
経験上、Amazonはその点では良い意味で事務的です。
購入履歴から返品手続きを進め、心配ならば電話で確認を取るとまず間違いなく返品に応じてくれるのです。
安さでリスクを取っている分、どうしても保証面で家電量販店の長期保証にはかないません。
せめてこのくらいの安心感はあって良いと思うのです。
エアコンの取り付けは業者を自分で手配
エアコンを2階に設置する場合、専用電源の設置や配線の延長代金、室外機の設置場所によっては専用の設置ブラケット等々、積み上がっていく追加工事の料金は結構な金額です。
そこでおすすめしたいのが自分で工事業者を手配するという方法です。
実は私が今回設置をお願いしたのは、私が勤務する会社の空調メンテナンスを請け負ってくれている個人業者の方なのです。
もちろん家電量販店での工事もこういった業者の方達が店側から派遣されてやって来るのですが、直接依頼するのとは少し状況が違います。
それは工事に対する裁量が工事業者側にあるかどうかという点です。
例えば最近の家電量販店でのエアコン取付はブレーカーと専用電源の設置は必須となっていて、元から電源を用意していない場合は自動的に15,000~20,000円程の料金が上乗せされます。
専用電源の設置も法令で決まっている訳ではなく、メーカー側の推奨事案なのですが、こちら側に選択の余地がありません。
自分で手配すると数年前まではポピュラーだった既存コンセントからの分岐による設置もやってもらえますよ。(当然、業者によりますが)
金銭的な問題の他に、後付けの電気配線は壁の見える場所にモールで取りまわす場合が多いので、家が新しい方はなるべく最低限にしたいですよね。
この選択は工事方法を柔軟に選択できるというのが最大のメリットです。
ただ、デメリットとしてお約束ですが、色々と選択した工事の責任は自分にあるという事をお忘れなく。
良いのは分かったけど、そんな業者が知り合いに居ないという方は工事業者さんのマッチングサイト、ゼヒトモで自分の住んでいる地域のエアコン設置業者を調べてみましょう。
簡単な入力で口コミや値段を比較しながら検討出来るのでとても便利です。
順番としてはまず取り付け業者さんに見積もりを取ってもらい、工事内容と費用に納得できたらエアコンを注文という流れが安心ですね。
追加工事費用は交渉次第
費用に関しても小さな業者さんの方が現場裁量で柔軟に対応してくれる事が多いです。
ちなみに今回の工事費用は44,000円(税込)です。
積雪を考慮して室外機のラックと敷石を11,000円(税込)で別途用意してもらいましたので、総額は55,000円(税込)でした。
これらはAmazonにも売っていますが、それほど金額が変わらなかったので一緒にお願いしました。
家電量販店の工事に比べて劇的に安いという程ではないにせよ、ざっと見積もっても2万円以上は安くなっているはずです。
ちょっとした予定外の事案にも見積もり金額のままで対応してくれましたよ。
詳しい工事内容は後述します。
エアコンを2階に設置した工事の内容
工事が済んだ状態をそれぞれの画像を使って解説したいと思います。
エアコン本体の取り付け位置
エアコン本体を取付前の室内の様子です。
そして実際に取り付け工事を終えた画像がこちら。
取り付け位置は室外機位置、電源の取り回しを考慮してこの位置となりました。
コンセントボックスは埋め込みにしたかったのですが、2×4工法の我家、窓枠の上にはたくさんの木材が補強で入っている様子でしたので相談の結果こちらのタイプに。
余談ですが本体があまりにも白く、壁が紫外線焼けしている事を痛感(笑)
ちなみに壁の外側はこのような処理になっています。
室外機は1階に設置
室外機は用意してもらったラック(据付架台)と縁石留めブロックを組み合わせてこのように設置してもらいました。
本当ならば室外機を二台乗せられるタイプですが、北海道は雪が降りますのでこのような使い方をして積雪によるダメージを軽減します。
壁に掛ける設置方法も検討したのですが、業者さんのアドバイスで、振動や動作音が室内に伝わって評判が良くないと聞き、こちらのタイプに。
費用はどちらも一緒で構わないと言われていましたが、家電量販店ならどうでしょうね。
電源コンセントは専用か分配か
さあ、こちらが家電量販店では選ぶ余地が無い部分。
エアコン設置場所に専用電源が無い場合は一階のブレーカーボックスから単独で配線する事になりますが、独自に業者さんを手配した私は室内のコンセントからの分岐で話を進めていました。
ですが、構想を話しているうちに今回エアコンを設置した部屋は最小限の工事で専用電源が引ける事が分かりました。
家屋全体のブレーカーボックスはこの部屋の真下なので、画像のような処理をして配管カバー内を上へ向かって配線し、専用電源を確保できるのですね。
金額も同じで良いという事なので、これから増設する事も考え、お願いすることにしました。
ちなみにブレーカーボックスから新たに引いてもらった100Vの室内配線処理は上の画像のような感じです。
もっと後付け感がすごいのかと覚悟していましたが、スッキリしたモール処理で意外と主張していなくて安心しました。
このモールでも気になるという方は、壁紙の張替え等と一緒にリフォームで見積もった方が納得のいく工事ができますね。
そして想定外だったのは、私も業者さんも見落としていたのですが、空いていると思っていたブレーカーが空いていなかった事。
やむなく休止中の200Vブレーカーを交換、配線してくれましたが追加料金は無しです。
家電量販店なら専用電源の件と合わせて約20,000円増しの請求案件ですね。
こんな風にメリットも多いのですが、工事発注者は自分なので、今後何か不具合があった場合は自分で色々と交渉しなければなりません。
家電量販店以外でエアコンを買うという選択肢
今回ご紹介した私のケースも含め、結局の所、どこに重きを置くかというのが判断の目安だと思います。
とにかく一時持ち出しを抑えたい人や、不要な工事を避けたい人には今回の方法はおすすめです。
逆に何か不具合があった時の安心(10年保証等)が欲しい人は大手家電量販店で購入、施工するのが無難です。
私は家電には運もあると思っていまして、知人には初期不良率、突然死率がすごい割合の人もいます(笑)
幸い私は家電が壊れて修理という案件に当たった記憶があまり無いのでのんきな事を言っているかもしれません。
あなたの家電運はどうですか?
日本製の電化製品は優秀だと思いますよ。
今回工事をお願いした業者さんは当たり前ですが第二種電気工事士の資格保持者、サービスでこんな工事もしてくれました↓
エアコンの取り付け工事だけを無料で見積もりたい方は取り付け業者さんとのマッチングサイト、ゼヒトモで調べてみましょう。
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どうしても設置工事は無理という方はポータブルという手も↓