パソコンをデュアルモニターにしたいと思った事はありませんか?
画面が一つだと沢山開いているソフトの切り替えが本当に面倒ですよね。
私は趣味で当記事のようなブログを書くのですが、常時立ち上げているソフトだけもテキストエディタ、画像加工ソフト、エクスプローラー、ブラウザと、それぞれの行き来が本当にわずらわしいです。
仕事でも趣味でも集中して作業したい時、この切り替え動作が入ると何だか集中力が途切れてしまうんですよね。
そこでこの悩みを解決するため、メインの作業に使うソフトは常に正面に開いておき、平行して発生する調べ物や画像加工等は別画面で行えるよう、デュアルモニター環境を構築したのでご紹介します。
予算や作業内容で望む環境は人それぞれ違うとは思いますが、なるべくなら安く、見た目もおしゃれだと気分も上がりますよね。
今回私が揃えたセットは何でも広く浅くやりたい人が満足できる最大公約数的な内容になっていると思います。
デュアルモニター環境を考えている人は一例として是非参考にしてみて下さい。
もくじ
私が選んだデュアルモニター環境を紹介
こちらの画像がデュアルモニター化した私の作業スペースです。
こだわりが無いのであれば、単純に今あるモニターを活かしつつ別モニターを買い足すのが合理的なのですが、それではビジュアル的にちょっと寂しいですよね。
モニターを同一の物で揃えて統一感を持たせ、モニターアームで浮かせることで圧迫感を軽減しています。
この環境を構築する上での構想ですが、以下のようなものでした。
- 予算は2台で5万円以内
- ディスプレイは27インチ、解像度はWQHD(2560×1440)
- 並べると映える狭額ベゼル
- モニターアームの使用
予算は2台で5万円以内
モニターと言えどもパソコンの一部、なかなかここにばかり予算は割けませんよね。
プロユースでなければ予算的に2台で5万円位までが一般的な落としどころではないでしょうか。
今回は付属品も含めると若干オーバーしましたが、ブラックフライデーのセールで近い金額にできました。
ディスプレイは27インチ、解像度はWQHD(2560×1440)
今まで使っていた画面サイズと解像度というのもありますが、コストパフォーマンスはこの組み合わせが一番だと思っています。
画面サイズと表示領域のバランスが大き過ぎず小さ過ぎず、本当に満足感があるんです。
もちろん現状では4Kという選択肢がベストではありますが、予算的にはほぼ2倍となります。
それに4Kでも27インチでは文字が小さすぎるので拡大して使う事になりますしね。
並べると映える狭額ベゼル
こちらも私のこだわりですが、ディスプレイのベゼル(画面枠)は細い程カッコいいと思っています(笑)
並べて使うなら尚の事、境界が目立たず一体感が生まれますよ。
モニターの種類は星の数ほどありますが、この狭額ベゼルを条件に追加すると選択肢が一気に狭まるんです。
モニターアームの使用
そして今回の環境を作る上でメインと言っても過言ではないモニターアームの導入です。
もちろん台座が付いた状態で2台並べても構わないんですが、画面下に空間がある状態というのは物理的なスペース削減の他に視覚的、感覚的な解放感がすごいんです。
デュアルモニター環境を作るなら絶対に導入するべきです。
ディスプレイとモニターアームの構成
前述した条件を全て満たす製品の組み合わせって本当に少ないんですよね。
良いなと思ったら予算オーバー、これならと思ったらVESAマウント非対応等々、本当に散々悩みました。
結局の所、消去法で探していくと今回私が購入した組み合わせに行き着くのではないかと思っています。
コスパ、ビジュアル、実用度と予算内では最良の選択だったととても満足しています。
Dell S2721DS Amzon限定モデル
こちらのモニター、DellのS2721Dのスタンドに縦横回転、上下調整の機能を追加したAmazon限定モデルです。
モニターアームを使うのであれば関係の無い特典ですが(笑)、秀逸なモニター部分は同一なので、AmazonやDELL公式サイトのセールをチェックして安い方で購入するのがベストですね。
3辺のベゼルと画面に段差が無いので本当にスタイリッシュ、まさに並べて使うために設計されたようなモデルです。
ドット抜けに対する補償が手厚いのも安心要素ですね。
台座がまっすぐ付かない件について
Amzonのカスタマーレビューで散見される台座の曲がりというかまっすぐ付かない件ですが、今回私が購入した2台のどちらも見事にズレていました。
解決方法は↓の記事からどうぞ。
1homefurnit モニターアーム デュアル
こちらのモニターアームはAmazon’s Choiceとなっているコスパ重視モデル。
可動部のネジを付属の六角レンチで調整するため、頻繁に角度を調整する方には向きませんが、ある程度の位置を決めたらほぼ動かさないという人にはベストバイだと思いますよ。
まさに私は後者のタイプですの本当に満足しています。
選択の決め手は机の端以外に固定できるグロメットベースが付属していた事。
天板に穴を明けられる人はこちらの固定方法の方がスマートですし、位置選択の自由度も上です。
付属のブラケットでケーブルをそれぞれ2本ずつスッキリアームに添わす事が出来ますので配線を見せずにスッキリ通せます。
机天板に明ける穴の大きさの決め方など、詳しい工事方法の記事を現在執筆中です。
ディスプレイポートケーブルとHDMIケーブル
私のマザーボードには映像出力端子が4つ付いていますが、このうちWQHDに対応しているのはDisplayPortとHDMIの二つなので一台ずつ違う端子に接続しています。
設置位置とメンテナンスを考慮して、それぞれ3mのケーブルを購入しました。
厳密には特性など違っているのかもしれませんが、体感的に二つの違いはケーブルの太さと端子形状位しかわかりません。
どうせ見えない部分ですし、私の用途ではわざわざ同じ端子が複数付いているグラフィックカード等は必要無いと判断しました。
ゲームはしないけど同一ポートで出力したい方はこんなグラボも↓
環境に応じたWindowsでの設定
基本的にケーブルを刺しただけで2画面映りますが、環境に応じて設定を調整しましょう。
私はメイン画面をキーボード正面に、2画面目を左隣に配置していますので上の画像のような設定にしています。
つまり、見た目の位置関係の通りマウスポインターはメイン画面左端からサブ画面右側へと移動します。
せっかくなので壁紙も横に長い物(理想は5120×1440)を用意し、「調整方法を選ぶ」項目を「スパン」としましょう。
画像が画面をまたいで表示され、デュアルモニターらしさが一層引き立ちますよ。
デュアルモニター環境を手に入れたまとめ
今回のデュアルモニター環境導入計画ですが、予算的にも実用的にも今年一番満足できる買い物だったと感じています。
手軽にできる作業効率アップ方法としてコストパフォーマンスは抜群ですよ。
集中力が続かない私でも、このおかげで途切れる事無く作業が継続できるようになりました。
予算やスペースの問題で迷っている方、私が紹介した製品群はほんの一例です。
あなたの環境に合った組み合わせもきっとあるはず。
早速あれこれ検討して理想的なデュアルモニター環境を手に入れませんか。