27インチでWQHD(2560×1440)のモニターって本当に魅力的ですよね。
大きさと価格のバランスが絶妙で、予算に対しての満足感が得られやすいのが特徴です。
ただ、人気のカテゴリーだけあって製品のラインナップも半端な数ではなく、その中から自分に合ったお気に入りの一台を探すのも容易ではありません。
私もここ一年ほどあれこれ迷っていたのですが、とうとう決めました!
今回私が購入したのはDELLのS2721DSというモニターです。
Amazonで「27インチ WQHD」と検索するとトップに出てくるような人気機種ですので候補に考えている方も多いはず。
ですが、奇麗にまとめられた製品ページだけではなかなか実機の雰囲気や実際に使ったイメージって湧かないんですよね。
なのでこの記事では実際に購入、使用している私がどうしてS2721DSに決めたのか、どんな人におすすめか等、余すことなくお伝えしたいと思います。
購入前にこのモニターのレビュー情報が知りたいという人は是非参考にしてみて下さい。
また、この製品のAmazonレビューで散見される台座がまっすぐ付かないという不具合の解決方法も紹介していますので参考にしてみて下さいね。
DELLは2560×1440の解像度をQHDと表記しています。
一般的には2560×1440の解像度の製品はWQHDと表現される事が多いので当ブログでもこの製品はWQHDと表記します。
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もくじ
DELL S2721DS Amzon限定モデルを購入した理由と感想
まずはどうして数あるWQHDのモニターの中からこのS2721DSに決めたかなのですが、誰でも予算と自分の求めるスペックというものがありますよね。
私の場合は以下のような感じでした。
- 27インチ
- 解像度2560×1440 WQHD
- ベゼルが細い
- VESAマウント対応
- 30,000円以下
ご覧の通り、特段何かに振り切れた要望はありません。
加えて言うならゲームはしませんから応答速度等のこだわりもありませんし、アドビのソフトも使っていませんので色合いがどうというのもありません。
では一体何を一番重要視してモニターを選んだのか・・・
別にふざけている訳ではなく、私はパソコンのモニターはインテリアの一部という考えでして、見た目をとても重要視しているのです。
特にベゼルの細さは譲れない一点でした。
もちろん感覚的で好みの部分ではありますが、細い程カッコいいとも思っています。
パソコンを使う時は常に視界に入るものですし、趣味にせよ仕事にせよ自分好みの物はテンションも上がって作業性が向上しますよ。
ですから私がS2721DSを購入したのはそのビジュアルの秀逸さ、それをセールで下がっていた価格が後押ししたというのが理由です。
という訳で私がこのモニターをおすすめする人は、細かなスペックを求めるゲーマーやクリエイターの方ではなく、私のようなインテリアの一部としてシステムを構成したい人です。
あ、でもS2721DSの名誉のために補足しますと、そういう視点で見ていないだけで、コアなゲーマーやアドビ愛用者を満足させられないとは言ってません(笑)
S2721DSの個別の特徴を紹介
ここでは製品ページの画像や説明だけではなかなか伝わらない実機の特徴や使用した感想を解説したいと思います。
ベゼルレスな外観が抜群にスタイリッシュ
まずは私が非常に重要視した見た目なのですが、これが抜群にスタイリッシュでカッコいい!
好みは人それぞれなのでもちろん異論は認めますが、この液晶部分と段差の無いスリムベゼルが本当に秀逸なんです。
家電量販店で展示されている大画面テレビもベゼルが薄い機種ほど映えて見えませんか?
あれと同じで没入感と言うんですか?、余計な物が目に入らないので本当に集中できます。
ビジュアル的な部分に重きを置くのは合理的ではないのかもしれませんが、部屋に置いておくものですし、インテリアの一部と考えれば見た目の美しさはモニター選びの大事な要素と私は考えます。
モニターとしてのスペックと実用度
画面サイズ | 27インチ |
---|---|
解像度 | 2560 x 1440 ピクセル |
パネル種類 | IPS |
入力端子 | DP×1 HDMIx2 |
製品寸法 | 17.5 x 61.2 x 51 cm |
製品重量 | 4.4kg |
スタンド調整 | 縦横回転、高さ調整 |
フォルムがスタイリッシュなのは分かったけど実用性はどうなの?
当然気になる疑問ですよね。
私の主な用途はテキスト編集と動画視聴なのですが、充分合格です。
元々画質や応答速度に重きを置いていた訳ではないのですが、テキスト表示もカリっとしていますし、動画の残像や遅れも感じた事はありません。
かえって以前使っていた当時6万円したWQHDモニターよりも黒背景時のバックライトの発光が奇麗に行き渡っていて高評価です。
余程専門的なスペックを求めている方以外はきっと満足できるレベルだと思いますよ。
入出力端子類は過不足無し
S2721DSに搭載される入力端子はHDMI×2のDisplayPort×1というもので、デスクトップパソコン用としては必要充分です。
最近流行りのUSB-Cは搭載していませんが、この端子を搭載すると値段も一気に跳ね上がりますし、モニターの選択肢も狭まります。
本当にUSB-Cが必要な条件というのはMacBookなんかの外部モニターとして電源供給しながら使いたいというシーンに限られるのではないでしょうか。
USB-Aも付いていませんが、それはハブを使えば事足りる話で何の問題もありません。
ちなみに一番右側の端子は3.5㎜イヤホンジャックですが、背面のこの位置に付いている所を見るとメーカーは本気で使わそうとは思ってませんね(笑)
私のイヤホン、ヘッドホンはすべてBluetoothなので問題ありませんが、有線信者の方には少し残念な部分かもしれません。
最後にS2721にはスピーカーが標準搭載されているのですが、音質を求めてはいけません(笑)
元々そこには何の期待もしていませんでしたが、あくまで最低限の音が出せるというレベルです。
S2721DSの値段の相場
出典:Amazon
S2721DSはAmazonの平時で3万円台半ばの値付けとなっています。
もう少し出せば4Kにも手が届きそうでちょっと微妙な値段ですよね。
私は運良く昨年のブラックフライデーで2万円台半ばで購入できたのですが、セール終わってるしとあきらめるのはまだ早いですよ。
ウォッチリストに入れて定期的に観察すればタイムセール、○○%OFFクーポンと不定期に値下がりしますので、欲しい人はしっかりチェックしましょうね。
出典:DELL
また、DELLの公式サイトでも台座違いのS2721Dが売っていますので、こちらも不定期に出現する大幅割引のクーポンを狙ってみましょう。
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液晶画面は共通なのでモニターアームを使うつもりの人はお得な方を選ぶのが良いですね。
S2721DSとS2721Dの詳しい違いについては後述します。
VESA対応でモニターアームとの相性も抜群
モニターアームを使うつもりならば極めて大事な部分ですよね。
他にいくつかあった候補もVESAマウント対応ではなくて却下というパターンもありました。
S2721DSはそのまま使用しても画面回転機能等を持った秀逸な台座が付属しますが、VESAマウント対応でモニターアームとの相性も抜群です。
このモニター、正面からのビジュアルも抜群ですが、後ろから見られる事もかなり意識された作りになっているのです。
裏面は薄いグレーになっていてグッとおしゃれ感も増しますよ。
私はS2721DSを2枚、モニターアームを使ってデュアルモニターとして使っています。
詳しくは下の記事からどうぞ↓
S2721DSとS2721Dの違い
どちらも同じ液晶パネルですが、DELLの公式サイトで販売されているS2721Dの台座に画面回転機能を追加したものがAmazon限定で販売されているS2721DSです。
モニターアームで使う等、この部分にこだわりが無い方はふたつのサイトを見比べてお得な方を選ぶのが良いのではないでしょうか。
「台座がまっすぐ付かない」の解決方法
「台座に支柱を差し込んだら曲がっていた」というコメントをAmazonレビューで見かけた事ありませんか。
実は今回、S2721DSを2台購入したのですが2台とも曲がっていました(笑)
確かにせっかく買ったモニターがこの状態ではテンションも下がりますよね。
もちろんAmazonなら返品は受け付けてくれるでしょうが、もう一度同じ物を購入して絶対に曲がっていない物が送られてくるでしょうか?
コメント欄にもこの不具合の該当者が居て、私が購入した2台がどちらも同じ曲がり方をしていた所を見ると、おそらくはロット単位の不具合ですね。
メーカーの検品体制として考えると決して褒められた事案ではありませんが、連絡や返品で消耗するくらいなら自分で直してしまいましょう。
直すと言ってもそんな大それた事ではありません。
台座から顔を出している支柱を差し込む画像のパーツ、実は裏側のネジで固定されたふたに押さえられているだけなんです。
つまり、画像の赤い矢印の4本のネジを緩めればフリーとなってどんな向きにも動くのです。
支柱を差し込んで蝶ネジを軽く締めて仮組し、フリーになった支柱を画像のように床に置けばしっかり正面を向いた状態になりますよ。
ここで4本のネジを固定すれば何も無かったようにバッチリ直ります。
確かに新品を買ってこのひと手間は腹立たしくもありますが、タイムセールなんかで安く買えた方は返品せずに自分で直した方がお得かもしれませんね。
私はもちろん2台とも自分で直しました。
DELL S2721DSの購入まとめ
最後にもう一つS2721DSを買うメリットと付け加えると、ドット抜けに保証がある点です。
ひと昔前ですと、ドット抜けは故障ではないと強気な見解を示して交換に応じてくれないメーカーが多かったのですが、時代は変わりましたね。
ちなみに画像のようにドット抜けチェックは一応しましたが、何の問題もありませんでしたよ。
毎日目にするものですから気に入ったデザインの物を購入できると本当に気持ちが上がって作業性が増します。
27インチのWQHDで迷ったらS2721DSで間違いありませんよ。
私が昨年購入したガジェットの中でもナンバーワンの満足度です。
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