秋を感じるこの時期になると気を使うのが乾燥対策ですよね。
朝起きるとのどが痛い、衣類がこすれて肌がかゆい等々、これからの季節特有の悩みです。
という事で、そろそろ加湿器の出番となる訳ですが、購入、更新を検討している方、こんな風に考えた事はありませんか。
「手軽で安価なアロマディフューザーを加湿器の代わりとして使えないかな?」
私は今夏、気に入った香りで部屋を満たしたくて無印良品のアロマディフューザーを購入、使用していたので、この疑問の結論は出ています。
私が出した結論とその理由、無印のディフューザーの使い勝手をレビューしていますので、どうぞ参考にしてみて下さい。
アロマディフューザーと加湿器は別に用意するのがおすすめ
どちらも持っている私の個人的な結論としては、「アロマディフューザーと加湿器は別物」と考えてそれぞれ用意するのがベストと感じています。
アロマディフューザーと超音波式の加湿器は見た目にも似ているし、加湿もされているのでは?と感じてしまいますが、実は水を気化する能力にかなりの差があります。
私が持っている加湿器はミストの量を調整出来て、タンクの容量もアロマディフューザーの10倍位ありますので、調整次第で8~9時間運転出来ます。。
経験上、床や窓に少し水滴が付く位の加湿でないと私的には目覚めののどの違和感等は改善しません。
対して無印のアロマディフューザーは満水で80mlと保水量が少ないのです。
ミスト量の調整は出来ず、約20ml/h位という気化量ですので、電源接続時で3時間、バッテリー駆動で2時間という所です。
とても睡眠中ずっと加湿という訳には行きませんよね。
やはり餅は餅屋、加湿は専用の機材を使うのが間違いありません。
私が使っているのは安価なタイプで、モリモリ加湿すると確かに湿度は上がるのですが、床が濡れたり窓が結露したりと実に分かりやすい効果が見えます。(笑)
子供が小さい時にはちゃんとした家電メーカーの良い製品を使っていたのですが、現在は夫婦二人だけ。
アロマディフューザーは香りの拡散に特化している器具
ディフューズとは「拡散」という意味です。
つまり、アロマディフューザーとはアロマオイル等のお気に入りの香りを室内に満たしたいという要望を叶える器具です。
アロマオイルの楽しみ方にも色々ありますが、火を使わない、香りが分かりやすく広がる等メリットも多く、私は昔から加湿とは切り離して楽しんでいます。
加湿器にアロマオイルを使えば一石二鳥?
ここまで読んだ方で、加湿器にアロマオイルを入れれば加湿、香りの拡散の両方を出来て一石二鳥なのでは?と思った方もいるのではないでしょうか。
私の持っている加湿器は水のタンクにオイルを直接入れるのはNGなタイプなのですが、どうしても気になって入れて試してみました。
結果ですが、装置に不具合が出るかどうかは分かりませんが、単純に水の容量が多すぎて、香りのするミストを出そうとするとオイルがいくらあっても足りません(笑)
脱脂綿にオイルを含ませて吸気口にセットする、というのがこの製品が推奨する使い方なのですが、それだと香りの広がりに少々不満が残ります。
やはり使い分けですね。
加湿器としては申し分ない製品ですが、香りの拡散能力はアロマディフューザーに及びません。
かなり昔の製品なので似た商品のリンクです↓
無印のアロマディフューザーのおすすめの使い方
無印良品のアロマディフューザーを今回購入したのは、SHIROのサボンという香りが気に入って部屋にこの香りを満たしたいと思ったからです。
何というか、本当に爽やかで清潔な香りで、このディフューザーのおかげで部屋がこの香りで満たされています。
昔買って使い切ってない各種アロマオイルもありますので、気分転換にローテーションして楽しんでみようと思っています。
乾燥するこれからの季節、加湿は加湿器で、大好きな香りはアロマディフューザーで。
それぞれ使い分けて上手に加湿、リフレッシュをして過ごしましょうね。