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【レビュー】LED LENSER P7R Coreの評判が気になる人へ

【レビュー】LED LENSER P7R Coreの評判が気になる人へ
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私は仕事でLED LENSERのライトを長く愛用しています。

M7Rを2本、P7Rを1本とフラッシュライトは3本使ってきましたが、先日、4年前から使っているP7Rを高所から落下させてしまい、あえなく不点灯にしてしまいました。

職場のストック品を確認すると同機の在庫は無く、どうやらP7R Coreという機種が代替品のようです。

購入担当者に確認すると、P7Rは廃盤との事でP7R Coreが後継機と資材部に説明されたとのこと。

LED LENSERライト愛用者は、私のように壊れて更新という事になればこちらの製品が有力な代替品候補となります。

果たして後継機として正統進化を遂げているのか?気になりますよね。

P7R Coreを使用して3カ月程、大分使い勝手も分かってきましたのでレビューを書きたいと思います。

購入を検討している方は是非参考にしてみて下さい。

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P7Rからの変更点とその評価

P7RCoreを握った画像

まずはP7Rからの変更点、そしてその評価と個人的な感想を書いていきます。

フォルムが細身になった

P7RとP7RCoreを並べて比較

こちら、外形が29mm→27mmと2mm程細身になっていますが、寸法以上に細くなったような印象を受けます。

それに伴って重さも202g(電池含む)と8g軽くなっていますが、持ちやすくも感じますし数字以上に感じられます。

歓迎できる変更だとは思いますが、M7Rの付属品でお気に入りだったベルトに固定するためのホルダーが使えなくなりました。

旧タイプのホルダーと比較

携行するための選択肢はP7Rに付属のキャンバス地のホルダーを使うか別売りのホルダーを購入して使うかです。

パッケージとして最低限に留めて、必要な人には別途購入してもらうというスタイルにシフトしているのですね。

スイッチが後端から前部側面になった

P7Rcoreの電源スイッチ位置

この変更、少々困っているというか戸惑っています。

変更理由は以前に私も指摘したP7R系の弱点、後部スイッチの非弱性解消のためかと想像します。

今回の更新理由も落下の衝撃によるスイッチ不具合だからです。

まだ落としていないので何とも言えないのですが、どうでしょうか。

戸惑っている理由ですが、この側面スイッチ、ツナギの尻ポケットに入れているとかなりの確率で意図せず点灯している事があります。

そうして気付くとかなり熱くなっていてバッテリーも減っているという悪循環に陥ってます。

結果、充電頻度がP7Rよりも増えており、バッテリー持ちの正当評価を出来ないでおります。

まあ、同じ18652電池を使って似た光量のライトなのでそこまで変わらないとは思うのですが、結果的に充電が持たないです。

光軸の調整方法が変わった

P7Rcoreのスポット照射

P7Rまでは光軸のスポット↔広角切り替えはライトヘッドを前後に伸縮させて希望の位置で回転させて固定という方式でした。

P7RCoreのスポット↔広角切り替えはライトヘッドを回転させる事で前後に移動して調整、固定機能はなくなりました。

とはいっても適度な硬さはありますので動いてしまうという事はありません。

充電端子が後端から前部側面になった

P7Rcoreの充電端子と位置

M7RやP7Rと同様、マグネットを利用した専用充電端子になっていますが、形状が全く違いますので過去の製品との互換性はまったくありません。

そして、これはP7Rからの変更で踏襲されているですが、充電器(100Vコンセントに差す部分)も付属されておらず、USB-A端子となっています。

点灯方式が変わった

P7Rcoreの点灯状態

光が点灯する方式が変わっています。

P7Rまではスイッチを押すと即点灯という仕様でしたが、P7RCoreは1秒程で徐々に明るくなるインバーター方式になっています。

消灯は変わらず即消灯です。

P7R Coreを使った感想のまとめ

最後にP7RCoreを常用しての感想をまとめますと、軽量化等、細かなマイナーチェンジは概ね歓迎できるものが多く、慣れの問題だと思います。

ただ、それに伴って旧型の付属品が使えなくなるのは古くからのファンには少々残念な点です。

そして最も気になるのは発熱です。(旧製品まではさほど感じなかった)

最高輝度の連続点灯だとなかなかの爆熱になるのです。

電池がリチウムイオンの18650ということもあり、発火など少々心配ではありますが、付属電池までLEDLENSERの刻印が入った自社製品となっています。

もちろんOEM製品ではあるでしょうが、クオリティに責任を持っている証と捉えて私は信用しています。

P7R CoreはM7RやP7Rの後継候補か

外箱側面スペック表

現在、LED LENSER社のフラッシュライトのラインナップはSIGNATURE、WORK、COREや公式サイト限定のClassicと大きく分けて4種類程が発売されています。

メーカーから各タイプの明確なコンセプトも明示されていませんので、ユーザーとしては自分のスタイルに合ったライトというのを選びずらいのではないかと感じています。

ただ、価格差を見るにCOREシリーズがミドル域の製品なのは間違いなく、私のように以前からM7R、P7Rといった製品を使ってきた方の乗り換え候補です。

という事で、私としては10年以上使ってきたブランドですし、メンテナンスに関わる人間としてこれからも使い続けていきたいと思います。

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