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PowerDirectorは商用利用可能 最新のメーカー見解を解説

PowerDirectorは商用利用可能 最新のメーカー見解を解説
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サイバーリンク社のPowerDirector、現在私が愛用している動画編集ソフトです。

大変使いやすく、性能と価格のバランスが取れているので、初めての動画編集ソフトとして候補に考えている方も多いのではないでしょうか。

私がこのソフトで作成した動画をYouTubeにアップ、アドセンス広告がクリックされて収益が発生したとします。

あなたはPowerDirectorの利用規約上、この一連のプロセスはセーフだと思いますか?アウトだと思いますか?

ロンゴ
ロンゴ
2020年7月27日現在、答えはセーフです。

ソフトにおける個人利用の範疇は、よくネット上でも議論されていますが、色々な人達がメーカーに直接問い合わせた結果は内容も様々で混乱してしまいますよね。

Youtubeの個人利用が増加している昨今、各メーカーの利用規約の解釈も変化してきているように感じ、私が直接サイバーリンク社のカスタマーサポートに問い合わせてみました。

私の質問とメーカーからの返信を元にタイトルのような結論に至ったのですが、もちろん注釈が付く点もあります

この記事ではPowerDirectorの商用利用について、最新のメーカー見解を解説したいと思います。

この記事を書いた際にTwitterにリンクをツイートした所、サイバーリンク公式アカウントより「いいね」を頂きました!

これはもう、記事内容に太鼓判を押してもらったも同然と勝手に喜んでおります(笑)


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PowerDirectorの商用利用について最新のメーカー見解

PowerDirectorは商用利用可能

2020年7月27日現在、個人ライセンスでPowerDirectorを商用利用する事は可能です。

というか、サイバーリンク社のすべてのソフトウェアにおいて商用利用が可能です。

今回、私の商用利用の可否に関する質問に対してサイバーリンク社のカスタマーサポートから画期的な返答を頂きました。

その文言がこちら

弊社商品は無料体験版・アカデミック版を除く、すべての製品におきまして
商用利用が可能となっております。

原文まま引用

この一文で今までの規約論争は過去の物になったと言っても過言ではありません。

そのくらい衝撃的な回答でした。

もちろん、ただし」と続いて注釈が付くのですが(後述)、大変明確で画期的な回答だと思いませんか?

というのも、使用許諾契約書にある個人的な目的にのみ使用するものとしますという文言が議論を呼び、個人使用の範疇はどこまでかという事が今までの議論の争点でした。

ですが、商用利用、すなわち商売に使って良いという事であれば議論の余地はありません。

少なくともPowerDirectorで制作した動画をYouTubeにアップ、アドセンス広告を表示させて収益化する事には何の問題もありませんよね。

私の所持しているPowerDirector17の使用許諾契約書こちらなのですが

ちょっと分かりづらいですよね。

文中の半ばに「商用を目的とした使用については上記の項目をライセンス許可しません。」という文言が出てきます。

インパクトのある表現なので印象に残ってしまいますが、これは教育ライセンス(アカデミック版)の件を指したものなのですね。

YouTubeで広告を表示させればアドセンス収益が発生します。

これを商売とするのかという事に見解が別れ、「個人的な目的」の範囲から外れると考えている人もいました。(私です)

実際、昨年春に私がPowerDirector17 Ultraを購入した時点では、様々な情報から収益化するYouTubeには使えないと勝手に思い込んでいました。

もしかすると昨今のYouTubeの台頭でメーカーの方針が変わって来ているのかもしれませんね。

「ただし」の後に続く注釈とは

著作物の利用には制限あり

カスタマーサポートにて回答頂いた文面には上記の文言の後に「ただし、以下の制限事項にご留意ください。」とあります。

■ 制限事項
【素材について】
作品に対して利用可能な、ソフトウェア内素材につきましては以下のとおりです。

〈利用可能〉
・お客さま自身の著作物 (動画・画像・音楽)、または利用許可を得ている第三者の著作物
・PowerDirector およびサードパーティのサンプル・プラグイン・エフェクト・
テンプレートなどの各種アイテム *1
・PowerDirector 標準搭載の BGM・サウンドクリップ
・PowerDirector 特典の「モリサワ フォント」
・PowerDirector 365 アドオンの動画素材
*1: Boris, proDAD, Newblue, その他プレミアム アドオンを含む

〈利用不可〉
・利用許可を得ていない第三者の著作物
・DirectorZone の各種素材 *1
・PowerDirector 特典 Muserk 社 BGM 用音楽ファイル *2
・PowerDirector 特典 BOOM 社の特典サウンドエフェクト 50 種類 *2
・PowerDirector 特典 サウンドジュエルデザイナーズ社 BGM 10 種類収録 *2

*1: DirectorZone サービス規約 7-a より
https://directorzone.cyberlink.com/info/termsOfService.jsp
*2: 収録特典はお持ちのソフトウェアのバージョン・エディション・
販売形態によって異なります

< 備考 >
本ポリシーの内容は永続的に保証するものではなく、ライセンス契約の更新によって
変更となる場合がございます。何卒ご了承賜りますようお願い申し上げます。

お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
お問い合わせを賜り、誠にありがとうございました。

原文まま引用

よくよく考えると当たり前の事柄なのですが、公式HPには明記されていない内容ですよね。

著作物に関する部分、これはもう言われるまでもなく当然の事として、PowerDirectorで動画を制作して収益を得る事自体は何も問題がないという事がハッキリしましたね。

これらを分かりやすくまとめると、利用許可の無い著作物、他社製のエフェクトや素材を使ってPowerDirectorで制作した動画は商用利用不可。

つまりそれ以外、あなたが撮影したビデオや著作権フリーの各種素材を使う限りは商用利用は問題無いという事ですね。

そもそも素材をネット上で収集する方は著作権に注意して集めるでしょうし、気を付けるべきは同梱されている他社製の各種音楽素材やエフェクトですね。

気を付けていなければソフトの機能の一部と勘違いして使ってしまいそうです。

私が使っているのはPowerDirector17 Ultraです。(現在の最新バージョンは19)

一番シンプルなエディションで、購入時期が春でしたので上記の利用不可に該当する特典は付属していないので問題ありません。

利用不可素材として名前が挙がっている素材は、バージョン15から18までのPowerDirectorが発売される際、発売記念と称して特典素材になった物です。

所持している方はご留意下さい。

正直、建前という印象も無きにしも非ずですが、胸を張って収益化するならば気を付けたい部分ですよね。

PowerDirectorの商用利用(収益化)まとめ

PowerDirectorで収益化は可能

PowerDirectorはプリインストールソフトだったりドライブのバンドルソフトだったりと昔から使っています。

慣れているからというのもありますが、とても扱いやすく、初心者に優しいソフトです。

私がやりたいレベルの編集には充分で、直感的に扱えるので、昨年製品版をオンラインストアから購入しました。

もともとYouTubeはブログ内で動画を扱いたい時に連携したいと思っていたのですが、広告を載せる事は利用規約上どうなのかずっと気になってたんです。

ロンゴ
ロンゴ
これで何の気兼ねも無く取り組めます!

これからYoutube等に参入を考えている人達が動画編集ソフトを検討する時、この収益化に関する点がクリアになっているかどうかは大変重要ですよね。

今回サイバーリンクから頂いた回答を公式HPの目立つ所に掲載すればもっと購入者が増えるのにとも思いますが、企業には色々と事情があるのでしょう。

最後に、すべての細かいケースにまでに対応したオールラウンドな回答というものは存在しないので、個別に気になる案件は直接カスタマーサポートに問い合わせるのが間違いありませんね。

さあ、このPowerDirector、どんどん使い倒して楽しい動画を作りましょう!


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ナナ
ナナ
ロンゴはこんな風にPowerDirectorを使ってるよ
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