自作パソコン

自作パソコンに乗り換えるメリット 知識が有れば安さが手に入る!

みなさんはパソコンの値段や修理代が高いと感じた事はありませんか?

例えば、OSが立ち上がらなくなったり、液晶画面が映らなくなったりしただけで、そのパソコン自体がもう使えなくなってしまったと思って買い替えたりしてませんか?

実はそんなことは無く、パソコンの構造や仕組みを分かってしまえば最小限の部品交換で不具合を解消させることが出来るようになります。

私がそのような事実に気付いたのは、15年ほど前に使っていたメーカー製パソコンが不安定になり、英語のメッセージが時折現れるようになった時でした。
調べてみると、メーカー保証は無くなるもののハードディスクを自分で交換すれば直るという情報があります。
恐る恐るケースを開けて安価に購入したハードディスクと交換してリカバリーしてみると、以前より高速にそして大容量になって使い続ける事が出来ました。

これが私が自作パソコンの魅力に取り付かれたきっかけでした。

以来十数年、デスクトップパソコンはずっと自作しています。

ただ、それには自分でその情報を手に入れ、自分でその作業をしなければなりません。
家電量販店で売られているメーカー製のパソコンを買うという事は、すなわちその知識を習得する時間と作業の手間もパッケージで買っていると言えます。(だから高いのです。)

パソコンを自分で組み立てて動かすスキルを手に入れれば、修理、更新、アップグレードと今まで数万円単位で掛かっていたような事も最低限の出費で済むようになりますよ。

言わば時間と手間でパソコンのコストを安くしようという、メーカー製パソコンと真逆の発想です。

この記事では自作パソコン製作が趣味の私が自作パソコンのメリット、楽しさを解説します。

故障の多くはパーツの交換だけで修理可能

最初に少しだけパソコンが動く仕組みを簡単にご紹介します。

パソコンの箱の中には次のようなパーツが入っていてそれぞれが役割を果たしています。

・ケース
・マザーボード
・CPU
・メモリー
・ハードディスク(最近の主流はSSD)
・電源

・ディスプレイモニター
・キーボード
・マウス

・OS

実際にこれだけのパーツとソフトがあればパソコンは動きます。

ここで注目して欲しいのはパソコンという部品は無く、パソコンの故障というのはこの中の部品のひとつ(複数の場合もありますが)が故障したに過ぎないということなのです。

そのパーツを特定して交換すれば故障は直ります。
交換を自分ですれば修理代はパーツ代のみです。

交換作業と言っても半田ごてや特別な工具が必要な訳ではありません。
多くの場合、コネクターを刺すだけとかソケットに刺すだけといった感じです。

たったこれだけの事なのですが、メーカーにこれを依頼すればこの作業を行う人にメーカーは給料を支払い、会社としても利益を上げなければならないので高額な修理費用を請求されるという訳です。

そして各々のパーツは意外と安いのです。
故障の特定もネットで検索すれば山のような症例が出てきますので推測は簡単です。

経験上、ハード的な故障の大多数はハードディスクです。
構成パーツのの中でもかなり安い部類に入ります。

ソフト的な不具合はWindowsの再インストールが一番話が早く、無料でで解決しますがメーカーに依頼すると上記の理由で修理費用が発生します。

これらを自分でやることのメリットとして、パソコン本体をメーカー送りにしてる期間のパソコンが無い状況を回避できるというのも大きいと思います。

また、メーカー製パソコンを使用しているとあまり意識しない部分なのですが、OSソフトのWindowsもパーツのひとつともいえるという点です。

メーカー製パソコンのリカバリーディスクに入っているWindowsはそのパソコンにのみライセンスが有効となるものですので、そのパソコン以外でのインストール、使用は許可されていません。
つまり、パソコンを買い替える度に新しいWindowsが必要という事です。

一方、自作機のために購入するWindowsはパッケージ版、DSP版の2種類があり、いづれも一台のPCで使う前提ではありますが、どんなにパソコンが変わっても使い続けることができます。(DSP版は同時に購入したパーツとセットで使うという条件あり。)
つまり、一度購入すればずっと使い続けることができるのです。(通常はサポートが終了するまで。)

このようにパーツだけではなく、ソフトも使えるものは使い続けるという選択ができるのも利点です。

仕組みを理解すればアップグレードもパーツ代だけ

これらの知識を応用すれば、お使いのパソコンの処理速度に不満が出てきたり、容量不足を感じたりすれば、そのパーツを交換するだけで上位のマシンパワーを手に入れる事が出来ます。

大画面の液晶ディスプレイに交換したい、特価品のハードディスクが売っていたので手に入れて増設、容量アップをしたい等々、パソコンが古くなることで出てくる不満などを定期的に解決して使っていく事も可能です。

ここまで書いた事も、実は知識とやる気さえあればメーカー製のパソコンでもある程度は可能です。
しかし、各メーカーごとにチューニングされている部分などもあるため、そこの整合性を保つ労力を費やすくらいならば汎用品で構成した方がはるかに安く、簡単です。

実は最初に手に入れる時の初期費用は、構成にもよるのですが劇的に自作パソコンの方が安いという事はありません。
構成によっては自作機の方が高くなるなんてこともあります。

しかし、このコストを分割して少しづつ性能を上げていけるというのも自作パソコンのメリットなのです。

デメリットさえも楽しむ

メリットばかりを書いてきましたが、デメリットももちろんあります。

一般的に言われるデメリットは、メーカーによるサポートが無いという点です。
メーカー製のパソコンをお持ちの方ならば、一度くらいはお客様相談センターのようなフリーダイヤルに電話をかけて不具合の相談をしたことがあるのではないでしょうか?

自作パソコンにはこのような形でトータルサポートしてくれる窓口は実質無いです。
つまり、全部自分で調べて自分で解決しなければならないのです。

それを前提に安さを手に入れましょうと進めてきたので当然と言えば当然です。

しかし、実は私はこの部分をデメリットとは思っていません。
それは自作パソコンを趣味と考えているからです。
自分で調べて不具合を解決して直すというプロセスも、自分の知識欲を満たしてくれる楽しみととらえています。

ここまで読んでくれた方々は、パソコンに関する費用を抑えたいという希望の他に、少なからず自作パソコンて楽しそうとかやってみたいと興味を持ってくれた方なのではないかと思います。
不具合さえも楽しむと考えれば、もはや自作パソコンのデメリットは実質無いとも言えるのではないでしょうか?

そうです、自作パソコンは楽しいですよ!
楽しんで知識を吸収すればパソコンに関する費用は安くなり、トラブルなど簡単に解決できるようになれますよ。

ぜひ皆さんもパソコンの自作に挑戦してみませんか?