マジェスティ125(コマジェ)のカスタムは自分の仕様が一番だと勝手に思っているロンゴです。
あなたはコマジェを手に入れてからどんなカスタムをしましたか?
これから買おうとしてヤフオクを物色中の方は手に入れた後どんなパーツを付ける予定ですか?
2009年に販売が中止されており、残念ながらもう新車を手に入れる事は出来ませんが、だからこそパーツ交換や定期的なメンテナンスで末長くきれいな状態で乗り続けたいですよね。
PCXやNMAXなどの現行マシンも人気ですが、コマジェの強みはカスタムパーツの豊富さに加え、長い歴史に裏打ちされた情報の豊富さにあると思います。
何でも自分でやりたい人にはこんな心強い事はありません。
私も自分のコマジェのパーツ取り付けやメンテナンスで大変多くのサイトにお世話になりました。
ノーマルでは物足りないけどあんまり下品な改造もしたくないというあなた!
私のコマジェの大人仕様なカスタムはきっと参考になるはずです!
もくじ
購入時のノーマル状態と現在の写真を比較
私のコマジェは2015年にヤフオクで購入して埼玉からはるばる北海道にやってきました。
9年落ちの2006年製、走行は27,000km程というコンディション。
前のオーナーは年配の方だったのか、この車種には珍しくフルノーマル。
比較的良好な状態だったのですが、少し残念だったのは左側面に転倒したと思われるタッチアップの跡とタンデムステップのガリ傷。
もちろん分かってて購入したのですが、転倒傷は痛々しいですね。
で、外装をはじめ様々なパーツを交換して生まれ変わった今の姿が下の写真です。
実は車両本体価格より改造費の方が高いかもというのはご愛敬(笑)
小遣い制のサラリーマンですのでコツコツやってきたのです。
それではパーツごとに紹介していきます。
交換したパーツの紹介と詳細
私のコマジェのコンセプトは「大人の男が乗るバイク」です。
そのままの状態で売ってるかも?と思わせるようなさりげなさ、会社関係者やご近所をざわつかせない品の良さ、などなどにじみ出る渋さを狙ってます。
外装カウル一式
コケ傷があるのは分かっていたので真っ先に購入、交換しました。
社外品だとカラーの選択肢はホワイト、ブラック、ガンメタあたりになります。
結構悩みましたが選んだのはホワイト。
膨張色で大きく見えますし、ライト周りのブラックとのコントラストが締まる!
ホワイトといっても様々で、私が購入したカウルはパールが入ったとても高級感のあるホワイトでした。
単色のシンプルなホワイトが良い等、好みも色々とあると思いますので気になる方は購入前に問い合わせてみる事をおすすめします。
注意点としてはツメの位置やボルト穴の位置に個体差というかメーカー差が結構あるようで、フィッティングの面でのトラブル事例をよく見かけます。
商品の購入者レビューなどで評判がわかりますのでリサーチしてみましょう。
私が購入したカウルは幸いなかなかの精度だったのですが、4年前という事で全く同じ物のリンクは無くなっています。
少しくらいの値段差よりも評判の良さそうな物を探しましょう。
社外品カウルにはデカール類が無いので、このままだと社外品と交換しました感がすごいので音叉マークとクロームメッキの「MAJESTY」エンブレムであたかも純正品のような質感を演出します。
「MAJESTY」エンブレムの方は両面シールの粘着力がイマイチではがれてきましたので3M社の強力タイプを文字の形に切り抜いて接着しています。
古いシール材をはがし、ドライヤーでカウルの曲線に近くなるように反らせてやるのがきれいに仕上げるコツです。
手間はかかりますが、一度も剥がれたことはありませんし、満足度高いのでおすすめです。
インナーカウル一式
これは中古のコマジェの弱点とも言える部分なのですが、メーター周りから足元にかけての黒の樹脂パーツです。
紫外線劣化なのか経年劣化なのか、白くまだらになっていて年式以上の古さを感じてしまう部分ですよね。
中古車市場に出回っている個体は本当にこの部分が残念な物が多いです。
アーマーオールなどの艶出し材である程度復活はしますが、すぐに元に戻ってしまいます。
私も他のパーツを優先して後回しになっていた部分ですが、今も台湾ヤマハの純正品が手に入りますので前・中・後の3ブロックとグローブボックスハッチ、給油口カバーをセットで購入、とうとう今年交換しました。
タンデムステップはガリ傷で痛んでいたので初年度に先に交換していました。
この部分の黒が奇麗だと、本当に車体が映えるというか締まります。
地味な部分ですがおすすめですよ。
ハンドルポスト
コマジェカスタムの王道ともいえるパーツですが、純正のあのファミリーバイクみたいなもっさり感が消えて本当にカッコ良くなります。
実際にはウインカー等の配線コネクターが露出してしまいますので、それをカウル内にしまうために20cm程配線を延長したりと結構手間はかかりますが、コルゲートチューブでカバーした配線類がカウルに収納される様は純正?と思わせるような仕上がりになります。
配線を延長してつなげる部分は少しずつずらして接続すると膨らみが分散されてスリムに仕上がります。
あとは面倒でも半田付けをしておくと強度を保ちつつスリムに結束できますよ。
ちなみにコルゲートチューブは筒状の汎用品を縦に切れ目を入れて被せているだけです。
コマジェに乗るなら絶対に外せないおすすめカスタムです!
ハンドルバー
これもメッキのハンドルポストとセットの王道、ハリケーンのナロー2型です。
かなり乗車姿勢も変わり、好みはあると思いますが、すり抜けのしやすさや見た目も凄く締まりますよ。
メッキのハンドルブレースと合わせると更に映えます。
私の場合、剛性がどうとかではなく完全に装飾品です(笑)
ハンドルグリップ
色々なタイプがありますが、クロームメッキには黒のラバーが似合いますね。
メッキのグリップもかっこいいですが、北海道だと手が冷たいでしょう(笑)
メッキのハンドルバーに合わせてバーエンドもクロームメッキにしてあります。
マフラー
これもかなり悩んだパーツですが、見た目と同じくらい重要なのが音量と音質です。
大きすぎず小さすぎず交換していると分かる音、且つご近所迷惑でなく、大人の所有するバイクと分かる音。
こればかりは実物を聞いてみないと分からないため、少々ドキドキしながら注文したのですが、これが大満足の音量、音質でした。
バッフルプレートを外すと、もう2段階くらい音も大きく野太くなりますが、私はバッフルプレート有りの方が好みでした。
バッフルプレート底面を黒に塗装するために外した際、両方確認してみました。
値段的にも頃合いですので、私と同じような要望の方は是非。
※リアルスピードというメーカーの物なのですが、現在在庫在りのサイトが見つけられません。
リヤショック
250ccの親マジェの物を流用というのが人気があるようですが、良い出物が無く断念。
シンプルなクロームメッキの物を選びました。
この手の社外ショックは得てして固めが多いのですが、この商品も最弱調整でも純正よりも固くなりますので少々突き上げがきついです。
フェンダーレスキット
コマジェはリアフェンダーを外してもインナーフェンダーが有りますのでフェンダーレスキットにありがちな、雨天時に後続車に迷惑を掛けたり、自分の背中に泥のたてがみが出来上がるという事はありません。
基本、雨の日は乗らないヘタレなので長時間の検証は出来ていません(笑)
オイルキャップ
エンジン周りが少々華やかになります。
DCR製はオイルゲージ部も純正と同じレベルラインなので、安心して当てに出来ます。
前後ライトLED化
青白いライトはカッコいいですよね。
フロントライトは変えた感があって大満足ですが、テールランプは電球かどうか見分けがつかないかな?
交換時のアドバイスとしては、テールランプの交換はリアカウルのみ取り外しで赤いカバーを外せます。
爪がカッチリしていて、始めて分解する際はリアサイドカウルも一緒に外してしまいました。
力を入れる方向に注意してチャレンジしてみて下さい。
イモビライザー対応スペアキー
車両本体を購入した際、メインキーが1本しか無く、プラケース部が割れて残念な姿になっていたのでカッコいいヤマハの純正のスペアキーというかメインキーを作りました。
イモビチップ内蔵なので少々お高いですが、満足度も高いですよ。
フロントフォークダストシール
中古市場のコマジェは100%では?というくらいフロントフォークのブーツフットゴム(蛇腹)が破損しています。
ゴムの材質がイマイチなんだと思います。
そこで、250ccの親マジェのダストシールを流用可という情報を入手したので4年前に純正品を購入しましたがまだ付けていません(笑)
フロント周りを全バラに近い状態にしなければならないため、今回ご紹介した中で一番手間がかかる作業だと思います。
いつか時間を作ってやらねばと思っています。
カラービス
地味ですが、見えているタッピングビスを色付きに交換すると見た目がグッと変わります。
チタン、クローム、アルマイトの赤、青と色々ありますが、私が付けているのはチタン風の焼き色が出たカラー。
大掛かりなパーツ交換ではなくとも、こんな小物でもカスタムした感が味わえますよ。
コマジェカスタムのまとめ
コマジェ、本当にカッコいいですよね。
このクラスのバイクでこの車格というか大きさは唯一無二だと思います。
現行車のライバルでこの大きさを実現できている車種は無いので乗り換えたくても替えがきかないというのが現状です。
もちろん大きい事で燃費低下や小回り性能低下というデメリットもあるのですが、私のように身体が大きい人間は大きい方がありがたいです。(見た目?)
それぞれのパーツが新しくなると、洗ったり磨いたりすると本当に奇麗でより一層愛着が湧きます。
もう新車を買いたくても買えないバイクなので大切に、末永く乗っていきます!
もしも手放す事になってしまったら
どんなに大切に乗ってきたバイクでも、色々な事情で手放さざるを得ない事もありますよね。
カスタムされたバイクの価値というのは、意外とバイク屋さんに正しく評価されなかったりします。
そういう時はまず下のリンクから無料査定をしてみて下さい。
原付二種の優位性についても書いてますので読んでみて下さい。