私のコマジェは2006年製のFIモデル、2015年に中古で購入して現在に至っております。
今回どうしてプラグ交換する気になったかというと・・・。
FIのコマジェという事もあり、冬眠明けでもセル一発で始動する超絶好調マシンだったのですが、今シーズンは少々エンジンのかかりが悪いのです。
とは言っても3~4秒でエンジンはかかりますし、全然許容範囲なのですが、今までセル一発だったので何だか気になるんですよね。
エンジンのかかりが悪くなる原因として考えられるのは、プラグ、エアクリーナー、イグニッションコイル、オートチョークやフューエルポンプあたりなのですが、エアクリーナーは買ってから一度交換してますし、見た目にも問題無さそうです。
となると、その次にお手軽な検証はプラグ交換ですよね。
総走行距離も32,000km程ですし、ここいらで交換しておくのも悪くないかなと考えました。
早速Amazonでプラグを購入、交換してみましたので純正の型番、交換方法、エンジンのかかりが改善したか等解説していきますね。
マジェスティ125 FIの純正プラグ型番
majesty125 FI サービスマニュアルより抜粋
サービスマニュアルの諸元表に記載されている通り、マジェスティ125 FI(コマジェ)の純正プラグはNGKのCR7Eです。
こちらの商品、Amazonマーケットプレイス商品で、購入すると某別ショップが発送してきますが定型封筒に緩衝材無しで送ってきます(笑)
私は何も問題ありませんでしたが、破損していた等のレビューもあり、気になる方はショップを選んだ方が良いかもしれませんね。
始動性向上や燃費向上をうたうイチジウムなんて選択肢もありますが、評価も様々なようですので今回は素直に純正品を買いました。
マジェスティ125 FIのプラグ交換方法
コマジェのプラグ位置は右のタンデムステップ奥なので、アクセスのために右のタンデムステップだけ外します。
ボルト頭は10mmですが、ステップの穴がくぼんでいますのでソケットレンチがあった方が作業しやすいですね。
ステップ裏には3か所のL字ステーが付います。
これで固定されていますので、前にずらすように動かすと外れますよ。
さあ、プラグコードが見えました。
プラグコードは刺さっているだけなので、ステップ位置から右手を、フレーム下から左手を入れて抜きます。
少し固く感じるかもしれませんが、プラグコードの根本部分(赤い部分)とコードを持って、プラグの延長線上に向かってにグリグリ引っ張るのがコツです。
プラグが見えました。
プラグを外すには車載工具のプラグレンチを使います。
グローブボックス右上に入ってますよね。
もしも紛失してしまって無いという方は下のリンクからどうぞ。安価です。
プラグの頭にプラグレンチを被せ、付属のドライバーを穴に入れてグイッと行くと緩みますので、あとは手でクルクル回して外します。
外したプラグと新品プラグの比較です。
焦げてはいますが、これがどの程度の劣化具合なのかは何とも・・・。
新品にもメタルガスケットは付いているので移植する必要はありません。
手で時計回りに回して行き、メタルガスケットが当たって止まる所までねじ込みます。
ここで再びプラグレンチを被せて増し締めするのですが、NGKのサイトで次のように解説されています。
CR7E ネジ径10mm
- 締め付けトルク 10~12Nm
- 締め付け回転 新品ガスケットの場合 1/4回転(90度)(中古なら30度)
手持ちのトルク計は大きくて入りませんし、長年の経験から体感で判断。(心配せずとも、この態勢でこの回し棒では成人男性の力は指定トルク程度かと)
締め付け回転は新品ガスケットで90度とありますが、30度位しか回せませんでした。
これでプラグコードを装着したらエンジンを始動してみます。
少し観察して問題が無ければタンデムステップを戻して終了です。
(少し回し足りない気がしましたが、漏れ等はありませんでしたよ)
マジェスティ125 FIのプラグまとめ
さて今回のプラグ交換でエンジンのかかりが改善されたかというと・・・。
まあ、購入して7年目ですし、良い交換タイミングだったのかなと。
それに今後、原因を突き詰めていく上で一つは確実に大丈夫と切り分けられた訳ですしね。
それにオーナーズマニュアルではプラグ交換の推奨交換タイミングは24,000km走行毎、または2年毎となっています。
安価な部品ですし、あなたもプラグ交換に挑戦してみませんか?