先日、トイレの床が水で濡れていると妻から言われまして、状況確認すると・・・。
ウォシュレットの便座下付近に水滴が付いていて、それが落ちている模様。
以前、トイレ本体の給水電磁弁の不良でTOTOメンテナンスに来てもらった事があるのですが、技術料、訪問料金だけで1万円はした記憶があります。(部品代は別)
何の予告も無くこの出費は痛いですよね。
我家のトイレはTOTOウォシュレット、ネオレストSD1(TCF9562J)という機種なのですが、新築時に付けた物なので16年程経ちます。
これだけ使えたので更新という選択肢も無くはないですが、他に不具合も無いのでもったいない気もしますよね。
そこで、今回は原因を調べて自分で修理してみる事にしました。
結果的に無事解決していますので、ウォシュレットの水漏れで困っている方は是非参考にしてみて下さい。
水漏れしている箇所を特定する
床にできた水溜りの上はちょうどこの辺り。
水滴が付いていますし、この近辺なのは間違いありません。
ちなみにトレーに入っている水は部品が来るまでの約1週間で溜まった水です。
はまっているカバーを外してみるとネジのような部品があります。
取説によるとこの部品はウォシュレット部分へ行く水の給水フィルターらしく、ゴムのOリングが付いていてかなり怪しいです。
というか、自分で交換出来そうな気密に関係のある部品はこれしか見当たらず、これ以外の箇所からの水漏れならばお手上げです。
ネオレストSD1 TCF9562Jは現在販売中止
我家のトイレ、ネオレストSD1(TCF9562J)という機種なのですが、16年前の機種という事で現在はやはり廃盤。
部品供給されてはいるのですが、現在TOTOの保守部品がリネームされていて前述の部品も少々探しにくくなっています。
さらに、このウォシュレット一体式便座と呼ばれるスマートなフォルムが仇となって、家電量販店等でよく売られているお買い得モデルのウォシュレットと交換という訳にはいかないんですね。
後継機を入手すればウォシュレット便座部分のみの交換はできるようですが高額です。
やはりマイホームを持てば、どこかのタイミングで丸ごと全部の交換というイベントはありそうですよね。
ちょっとしたリフォーム案件です。
交換すべき部品はTCM3559(D44224Z)
ズバリ、今回交換した部品は「フィルター付水抜栓」という商品名で、部品番号はTCM3559です。
これを交換したら水漏れも止まりバッチリ解決しました。
ちなみにゴムのOリングは見えている物と、フタの中にもう一つ有ります。
色々調べると、この部品、2019年頃までは同じ商品名で「D44224Z」という部品番号でした。
TOTOの部品検索サイトCOM-ETで色々と調べる事が出来ますよ。
最初、近所のホームセンターで部品在庫を調べてもらったのですが、「D44224Z」と伝えてしまったので、もう手に入らないと言われてしまいました。
まあ、当然と言えば当然なんですが後継部品の「TCM3559」ならありますと教えて欲しいですよね。
ということで私は楽天で購入しました。
1,000円以下ですので九死に一生を得た感じです(笑)
今回はこの程度で済みましたが、水回りのトラブルってどこに頼めば良いか迷いますし、修理費用の相場も分かりずらいですよね。
ゼヒトモはそんな人と地元の専門業者さんをマッチングさせてくれるサイトです。
簡単な必要事項の入力で口コミやコメントを比較しながら複数検討できますので、解決しない方は是非利用してみて下さい。
TOTOウォシュレットの水漏れを自分で修理まとめ
今回はとても安価な部品交換で済みましたが、水回りの漏れ案件は大抵ゴム類の劣化なことが多いです。
良く観察して部品名称を調べる事が出来れば案外何とかなるものですよ。
もし水漏れ箇所が似ているなら安価ですし、とりあえず交換してみる価値はあると思います。
それにしても16年も休みなく稼動してくれて故障しなかったのですから、その方が奇跡だったのかもしれませんね。
この先どこかのタイミングで、壁紙やクッションフロア、トイレ一式をセットでリフォームとして考えておいても良いかもと思わされる出来事でした。
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