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Wsiiroon XML-T6をレビュー 地震、停電の備えに

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突然の地震停電、怖いですよね。

私は北海道在住で2018年9月6日の北海道胆振東部地震でブラックアウトを経験しています。

未明の地震の後にやってきた突然の停電、あの時は常備していたLEDフラッシュライトのおかげで本当に助かりました。

その時のライトは年代物だったため程なく壊れてしまい、2年前に新調したライトがWsiiroon XML-T6です。

実際に商品ページを見てもらえれば分かると思いますが、2本セットで信じられない低価格で販売されています。

性能は?耐久性は?使い勝手は?いざという時の備えになる?等々、その価格から逆にちょっと不安になってしまいますよね。

購入から2年使ってみた感想を書いていますので、検討されている方は参考にしてみて下さい。


このライトとは真逆の高価な製品ですが、仕事ではこちらを使っています↓

LEDLENSER P7R 10年使ったエンジニアの感想仕事でLEDLENSERシリーズのLEDライトを使い始めて10年になります。 ハンディタイプのライトは初期M7Rを皮切りにマイナー...

Wsiiroon XML-T6を使った評価と感想

2本セットのWsiiroon XML-6

職業柄、仕事では信頼性重視で有名メーカーのライトを使っていますが、プライベートでは掘り出し物の格安ライトを探すのが大好きです。

振り返ると10年程前から無名の中華製、ウルトラファイアーの501B502Bときてこのライトはプライベートで4本目です。

ちなみにすべて壊れて買い替えてます(笑)

さあ、この製品はどうなのか?早速レビューしていきます。

明るさは高性能ライトに匹敵

雪に照射したWsiiroon XML-6の明かり

このライト、Amazonの販売ページで見ると明るさは1600ルーメンと書かれています。

仕事で当時愛用していたLEDLENSER製のM7Rの公称が400ルーメンだったので、さすがにそれは盛りすぎでは?と思って購入したのですが、これがなかなか侮れません。

現在使用しているP7Rの明るさが公称通り1000ルーメンだとすると、500~600ルーメン位はあるように感じます。(どちらも18650リチウムイオン電池使用)

災害時の備え、夜間のウォーキング、自家用車のエンジンの点検等々、一般家庭で想定される用途では全く不足はありません。

LEDの色味は奇麗な白色光

P7RとWsiiroonの色味の違い

完全な白色ですので、水蒸気や煙、霧なんかには光が反射してしまいそうですが、一般家庭でそのようなエクストリームな状況には遭遇しないでしょうし、ちょっと何かを照らしたいというような用途ならばとても奇麗で重宝しますよ。

スポット側とワイド側の光の評価

このライトは低価格ながら光の焦点を調整できるズーム機能が搭載されています。

無段階でロック機能はありませんが、片手操作がしやすいとも言えますね。

Wsiiroon XML-6をズーム側で夜空に照射

スポット側ではとても絞りがきついので光軸が細く、照射距離は長いです。

ただこれはメリットばかりではなく、残念な部分もありますので後述します。

停電などの非常時に大切なのはワイド側ですよね。

買い物袋を被せて即席ランタン

こちらは何も問題無く、空間を大きく明るく照らしてくれますし、白い買い物袋などを被せれば即席のランタンとしても活躍してくれそうです。

値段からは想像できない造作と耐久性

Wsiiroon XML-T6 細部画像

ボディはアルミ製、程良い重量感と造作で、値段を聞かなければとても単体1000円以下のライトには見えません。

ただ、私は2本の内1本は玄関の棚に置いてあるのですが、その本格的な黒い躯体が仇となって一般住宅の景観には少々浮き気味です(笑)

スイッチのクリック感はしっかりしていますし、ズームの摺動具合も滑らかで好感触です。

歴代の激安ライトはすぐに壊れて値段相応でしたが、2年経過した現在も2本ともしっかり稼動しています。

ナナ
ナナ
この値段でそんなに持ったら経済が回らないね

バッテリーを2種類使えるのが秀逸

Wsiiroon XML-T6と18650と単4乾電池

こちらは一般家庭で使う際に大変優れた部分です。

何とこのライト、充電式18650リチウムイオン電池単4乾電池の両方を使えるのです。

この2WAY、ありそうでなかなか無いですよね?

普段使いには繰り返し充電の出来る18650リチウムイオン電池(1本)を、いざという時には何処でも手に入る単4乾電池(3本)と使い分ける事が出来ます。

18650は別売りですから、単4のエネループという選択肢もあります。

ライトが安い分、充電器と充電池を用意してもまだ安いくらいです。

18650単4電池が3本入るアダプター外径は違います(18650の方が細い)

これでは18650使用時に隙間ができるため、現在販売されている物にはプラスチックの筒が同梱されています。

当時はこれが同梱されておらず、私は電池が端に寄った状態で使っています。

ちなみにこれでもしっかり点灯します(笑)

もし問題があっても怒る気になれない価格設定

Wsiiroon XML-T6 Amazon商品ページ

少し高めのランチ程度のこの値段で、どうしたらこんな性能のライトを作って販売できるのか本当にです。

その経営努力に敬意を表したいです。いや本当に。

ぶっちゃけ少しくらい何か至らない事があっても私なら許します(笑)

残念な点を強いて挙げるなら

スポット側で四角いLED素子が見える

この価格で買って文句を言うのもなんですが(笑)、あえて1点だけ残念な点を。

それはズームを目一杯スポット側に絞った時の光の形です。

画像で分かる通り、四角いLEDチップの形が投影されてしまってますよね。

照射距離と引き換えにはなりますが、もう少しスポット側の絞りを弱くして光軸が太いままの方が完成度が増したと思うんです。もったいないです。

高性能ライトとの比較

Wsiiroon XML-T6は本当に良いライトでコスパモンスターと言えます。

私が仕事で使っているLEDLENSER製のライトと比べても結構遜色のないレベルです。

約20倍の価格差を考えれば驚異的なことですよね、すごいです。

私は仕事ではその他諸々の理由からLEDLENSER P7Rという高性能なライトを使っています。

価格帯や用途から考えれば本来同じ土俵で語られる製品ではありませんが、こちらのレビューも書いていますので興味のある方はどうぞ↓

LEDLENSER P7R 10年使ったエンジニアの感想仕事でLEDLENSERシリーズのLEDライトを使い始めて10年になります。 ハンディタイプのライトは初期M7Rを皮切りにマイナー...

Wsiiroon XML-T6のレビューまとめ

それにしてもLEDライトの進化は凄まじいですね。

私が15年程前に買ったLED黎明期の製品から比較すると光量は数十倍、価格は数分の一になっていますよ。

この価格でこの性能のライトが手に入るようになったのですから、あとは万一のために用意するかどうかという選択だけです。

あたりまえですが、地震や停電はある日突然やってきます。

この価格で家の中に高性能LEDライトを2本準備できるのであれば安心料としては破格ですよ。

この機会に準備しませんか?