ゴールデンレトリバーのナナ(13歳メス)、彼女の体毛は数々の掃除機たちをマットに沈めてきた我家の絶対王者です。
今回、我家の愛犬ナナの抜け毛に戦いを挑んだのは掃除機界の雄、ダイソンが誇るDyson V7 Slim SV11 SLMです。
結果はV7スリムの圧勝!
1ラウンドTKO勝ちです!(判定、妻)
もう、怖いくらいにカーペットに刺さり込んだ毛が取れるのです。
妻もダイソンの威力に超絶感動しています。
とうとう掃除機界の最高峰、ダイソンを手に入れた私たち家族。
その威力と、購入に至った経緯、比較して迷った機種等、犬を飼われているご家庭なら必ず参考にしてもらえる内容となっています。
我家の新たなチャンピオン、Dyson V7 Slim SV11 SLMを紹介します!
もくじ
V7スリムでゴールデンレトリバーの抜け毛を根こそぎ捕獲
まずはこの毛の量を見て下さい。
ダイソン公式オンラインストアで購入して届いたV7スリムを充電、翌日初めての掃除で取れたナナの抜け毛です。
ちょっと引いてしまう量ですよね・・・(汗)
妻の名誉のために補足しますと、彼女は大変な奇麗好きです。
どんなに疲れていても一日も掃除機掛けを欠かした事がありません。
死なない程度に奇麗であれば満足な私とは真逆の感性の持ち主です。
この毛はそんな妻が初めての充電後にV7スリムで吸い取ったナナの抜け毛なのです。
犬の飼い主の悩み
我家のナナのように犬をペットとしてを飼われている飼い主さんには分かってもらえると思うのですが、日々の生活での抜け毛との格闘は壮絶を極めます(笑)
我家でもあきらめが肝心と、あまり神経質にならずに共生という道を歩んで来たのですが、妻としてはもっと毛が取れる掃除機はないかという欲求は常にあったようです。
実際妻は毎日の掃除機掛けプラス、休日には濡らして絞ったタオルでゴシゴシとじゅうたんに刺さり込んだ抜け毛を集めては我家の空気をクリーンにしてくれていましたが、満足はしていなかったのですね。
我家は15年前に建てた4LDK2階建ての一戸建てですが、3畳分の琉球畳を敷いた和洋室以外すべてフローリングです。
ですがゴールデンレトリバーのナナも13歳、足腰も弱り、フローリングのツルツルした床では足を滑らせて態勢を崩す事が多くなってきたので、1階のナナの行動範囲にはすべてじゅうたんやラグ、カーペットタイルを敷き詰めています。
これが抜け毛を蓄積する温床となってしまうのですね。
そこで、新調する掃除機に一番求める性能はじゅうたん上での集毛能力でした。
V7スリムと悩んだ比較対象機種
今回ダイソンの掃除機を買うと決めて候補となったのは画像のの3機種。
デザインはダイソンらしく、どれもスタイリッシュですが、最新のデジタルスリムがやはり少しシュッとして見えますね。
我家のように犬の抜け毛を主体に考えた場合に気になる部分を比較したのが次の表です。
Digital Slim | V8 Slim | V7 Slim | |
本体重量 | 1.90kg | 2.15kg | 2.20kg |
充電時間 | 3.5時間 | 5.0時間 | 3.5時間 |
最長運転時間 | 40分 | 40分 | 30分 |
ヘッド | SlimFluffy クリーナーヘッド |
SlimFluffy クリーナーヘッド |
モーターヘッド |
価格 | 60,000円前後 | 46,000円前後 | 33,000円前後 |
重さ、運転時間、デザインは誤差の範囲ではないでしょうか。
我家が注目したのはヘッドの違いです。(もちろん価格も(笑))
Digital SlimとV8 SlimはSlimFluffyクリーナーヘッド、V7 Slimはモーターヘッドと呼ばれるヘッドがそれぞれ付属しています。
Fluffyというモップのような機構はダイソンのラインナップのかなりのモデルで採用されており、大変優秀な物らしく、ほぼV8スリム以上の機種に傾いていました。
しかし、ここで私は下のような検証動画を見てしまい、考えが変わりました。
妻が最優先で願うポイントは、カーペットに刺さり込んだ犬の毛を一網打尽にする能力です。
Fluffyはフローリングでその能力を最大限に発揮する機構のようで、カーペットに付いたペットの毛というのはどうも泣き所なのですね。
もちろん、吸い込む物、使用する床によって一長一短あるのですが、我家では何がなんでもカーペット上の性能が最優先。
価格的にも最廉価版というのも後押しし、V7スリムをお買い上げとなった訳です。
実はV8スリムのFluffy+というモデルが装備品のお得感、価格の下落率でかなり最後まで迷ったのですが、最終的にはカーペット上の戦闘力が優先されました。
V7スリムの満足な点と不満な点
最初にお伝えした通り、性能には大満足なのですが、他に気に入った点と少々不満な点もご紹介します。
特に気に入ったのはメンテナンス性です。
ダストカップの分解に道具は要りませんし、毛を集める要、モーターヘッドも10円玉があれば簡単に分解出来てしまいますので何か絡まった時も安心です。
どうしても妻が一人で扱う事が多いので、仕組みが簡単なのは助かります。
唯一、妻が言っていた不満点なのですが、引き金(駆動スイッチ)を引く指が痛くなるらしいです。
男の私は気になりませんでしたが、女性だと少し負担なのですね。
こんなグッズもあるようなので、どうしても気になるようであれば妻に教えてあげようと思います。
設置スタンドのおすすめはサードパーティー製
Digital SlimやV11の上位セットであれば純正の充電ドック(充電スタンド)は付属していますが、少しでも安くと考えると本体と必要最低限のセットを購入するという方が多いのではないでしょうか。
我家もそのパターンでして、そもそもV7スリムには付属品てんこ盛りのセットがありませんし、今までになく高額な本体の購入になるため充電スタンドは山崎実業のコードレスクリーナースタンドを購入しました。
Amazonで評価が高かったため選びましたが、大変満足しています。
白と黒の2色展開ですのでインテリアと調和させるのも容易、スチールの簡易な造りで主張せずダイソン製品本体を引き立たせます。
重量も重からず軽からず、安定感とデザインの融和が非常に秀逸です。
一点だけ惜しい点は、充電コードを本体に固定する仕掛けが無い事。
私は100円ショップの小さな結束バンドで数か所本体に固定しました。
付属の純正収納用ブラケットを固定して使用するタイプのため、セットするだけで充電されますし、これを使う事で家の壁に穴を開ける必要が無くなりますので、賃貸の方、新築の方、どちらも大変助かりますよ。
豊富なオプションは後からでも間に合う
ダイソン製品は非常に魅力的な交換ノズルや付属品が豊富なのですが、すべてセットで購入すると恐ろしく高価になります。
決まった予算で掃除機を選んでいる方はこの点で気持ちが萎えてしまうのではないでしょうか。
しっかり比較検討しなくてはいけないのは掃除機本体です。
私も今回色々と調べて分かったのですが、純正、社外品も含めて付属品は後からでも単体購入が可能です。
豊富なセットの中にこれは使わないかな、という付属品はありませんか?
もったいないですよ。実際に実生活で使用してみて必要に迫られた場合はひとつづつ検討していくのが無駄も無く家計にやさしいのではないでしょうか?
まずは最優先事項から本体を中心に考えるのがおすすめです。
ちなみに下のようなアタッチメントもあるのですが、基本的に掃除機が嫌いな我家のナナ、おとなしくブラッシングはさせてくれないだろうな~(笑)
でも、ちょっと試したい欲求で買ってしまいそうです。
Dyson V7 Slim SV11 SLM購入のまとめ
という事で今回、初めてダイソン製品を購入した訳ですが、車を運転する人が、お金持ちはみんなベンツに乗ってるけどベンツってそんなに良いの?という庶民の感覚に似ているような気がします。(私です)
掃除機の最高峰と言われるダイソンですが、本当にそんな金額を掃除機に投資する価値あるの?という疑念というか使用願望が実際に購入するまで拭えないのですね。
日本製で評価の高い別の掃除機を購入したとして、何か不満な点があった時、「ああ、これってダイソンを買っていたらどうだったんだろ・・・」という妄想をしてしまうのが人間というものです(笑)
我家ももちろんそうなる自信があったので、今回ダイソン製品の購入に至った訳です。
たとえ何か不満や問題があったとしても、掃除機の代名詞と言われるメーカーの製品ならば、これ以上は無いのだろうとあきらめも付くと考えました。
結果的に家族一同大満足の性能を発揮してくれているV7スリム、ワンちゃんの飼い主さんなら絶対に満足できますよ!
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