冬も本番ですが、お使いの除雪機の調子はどうですか?
私の住む北海道はもちろん、東北、北陸等の積雪地帯にお住いの方には本当に心強い味方ですよね。
そんな便利な除雪機ですが、あなたは何か保険に入っていますか?
ここで言う保険とは除雪機の盗難や故障を保障してくれる保険ではなく、除雪作業中に飛ばしてしまった石などで人をケガさせてしまったり、他人の車にキズを付けてしまったりといった不意に起こる事故の補償をしてくれる保険です。
買った当初は盗難、対人、対物がすべてセットになった専用保険にサービスで入っていたけど今は・・・、という方が多いのではないでしょうか?
除雪機は車やバイクと違って、自分が人や物を傷付けるイメージが湧きづらいので、ついついサービスで入っていた保険を更新せずにそのままにしがちなんですよね。
しかし、そういった方でも車を運転されているならば、もしかすると意図せず対人対物を補償してくれる保険に入っているかもしれませんよ。
実はあまり知られていませんが、車の任意保険には様々な特約があり、ある特定のオプションに加入していれば除雪機で発生した事故の補償をしてもらえるのです。
どこを確認すれば良いのか詳しく解説しますので、是非ご自分の自動車保険証書を見てみて下さい。
自動車保険の個人賠償責任特約で除雪機の事故が保障される
「除雪機を使っていて飛ばしてしまった石で、人や物を傷付けてしまった。」
そんな場合に相手方への補償をしてくれる特約を「個人賠償責任特約」と言います。
画像は私が契約している自動車保険の証書ですが、特約一覧の項目に「個人賠償責任特約」の記載がありますよね。
あなたの自動車保険証書の特約欄に「個人賠償責任特約」の記載はありませんか?
記載がある方は上記のケースが保障されます。
これはつまり、除雪機を新車で購入された時にサービスで加入していた専用保険を更新せずにいたとしても、しっかり別の保険に守られているという事です。
もちろんご自身で保険のオプションを選択されている方は内容をご存じでしょうが、中には知人の代理店でおすすめのプランをコーディネートしてもらったので、この特約に入っている事に気付かなかったというような方も居るはずです。
もう一度ご自身の自動車保険の内容を確認してみましょう。
せっかくの保障なのですから、いざという時に分かっていなければもったいないですよ。
逆にこの特約を付けていなかった方は、是非この機会に特約を付ける事をおすすめします。
除雪機の運転以外にも保障されるケースは多く、その安心感は保険料以上なのは間違いありません。
これを機会にCM等で話題のネット自動車保険の見積もりを取ってみるのも良いですね。
『保険の窓口 インズウェブ』なら最大20社の見積もりを同時に無料で取り寄せる事が出来ます。
特約を付けても前より安くなったなんて事があり得ます。
調べてみる価値はありますよ。
個人賠償責任特約で補償されるケース
私が加入している自動車保険会社では以下のようなケースが補償対象です。
- 自転車で走行中、歩行者にぶつかりケガをさせてしまった。
- お店でバッグがぶつかってお皿を落として壊してしまった。
- 散歩中、飼い犬が他人に噛みついて、ケガをさせてしまった。
- 駐車中の自動車にボールをぶつけて窓ガラスを割ってしまった。
- 線路内に誤って立ち入ったことで電車を運行不能にさせてしまった。
- 友人から借りたデジタルカメラを持って旅行に行った際、旅行先で誤って落とし、破損した。
どのケースも日常生活の中でいつ起こっても不思議の無いものばかりですよね?
専用保険のように除雪機の盗難なんてケースは無理でしょうが、自身に過失があるような事故のケースはほぼ網羅されています。
特定の保険会社を紹介する意図は無いので保険会社名は記載しませんが、どこの保険会社も大差無い内容です。
個別のケースはご自身が加入されている自動車保険会社の代理店に問い合わせるか、HPで確認するのが間違いないですね。
個人賠償責任特約が適用される身内の範囲
自動車保険を契約しているのは私個人ですが、個人賠償責任特約はその家族も恩恵を受けられる対象となっています。
具体的には以下のような範囲です。
- 被保険者(自分)
- 配偶者
- 同居親族
- 別居で未婚の子供
となっています。
元々この特約をすすめられたきっかけは、子供が自転車に乗り始めた頃でした。
ふらふらぎこちなく自転車を操る姿、何か心配ですよね(笑)
自分の子供が自転車で歩行者とぶつかってケガをさせたり、駐車中の車にぶつかってキズを付けたり等といったケースも対象です。
その他、我家ではゴールデンレトリバーを飼っていますので、散歩中に誰かに咬みついたなんてケースも大丈夫ですね。(良い子なので心配してないですが(笑))
更に補足すると、この特約は一口加入すればOKなのです。
どういう事かというと、我家では私と妻、2台の車を所有しており自動車保険も2台分加入していますが、個人賠償責任特約を付帯しているのは1台分のみです。
家族が保険対象者なので複数付帯する必要が無いのですね。
除雪機の保険に加入していない人は
除雪機は本当に頼りになって、私自身手放せないアイテムのひとつなのですが、車やバイクと同じで、いつ事故を起こしても不思議ではありません。
自分だけは大丈夫と思ってしまいがちですが、保険があれば余計な心配をしなくて済みますよね。
個人賠償責任特約の保険料は保険の等級に依存しないそうなので、年齢や加入年数は関係ありません。
除雪機の保険に加入していない方は是非この機会に検討してはいかがでしょうか?
年間二千数百円の保険料で前述した保障を受けられるのであれば本当にメリットしか無いと思います。
加入している自動車保険に何のしがらみも無い方は、『保険の窓口 インズウェブ』のような無料見積もりサイトで特約を付けるといくらになるか調べてみましょう。
最大20社同時に無料で比較する事がが出来ますので、特約を付けても今より安くなったというケースがあるかもしれませんよ。
今回この記事を書くにあたって、保険代理店を営む知人(しがらみ(笑))にレクチャーを受けましたが、あなたが加入されている保険会社の特約とは内容が違っている部分があるかもしれません。
特約の付帯を検討される方は、加入している代理店の方や上記見積もりサイトで問い合わせて保障内容をよく確認してみて下さいね。