ここ10~15年位の間に家を建てられた方は、家の照明器具にダウンライトやスポットライト、間接照明等を多く使われているのではないでしょうか?
我家を建てた2005年当時、まだLEDは一般的ではなく、ネオボールやミニクリプトン球、蛍光管が主流でした。
その中でもミニクリプトン球は特に切れやいのではないでしょうか?
よくネットや近所のホームセンターで購入しては交換していたのですが、いつの頃からか代替品としてLEDが検索で登場するようになりました。
もはやLEDは次世代の省エネ照明としてかなり一般的になっていますよね。
値段は高価ですが、寿命の長さと消費電力の低さで結局経済的なんですね。
ここでみなさん心配になるのが、既存の電球と色合いが同じかどうかという問題ではないでしょうか?
全部一斉にLEDに交換するのであればこの心配は無用ですが、一部屋に4個、5個とあるのであれば結構な出費になります。
そこで我家は切れた所から交換していく事にしています。
型番、銘柄も紹介していますので、お使いの電球と同じ色をLEDで再現できるのか参考になさって下さい。
もくじ
ミニクリプトン球KR100V54WをLEDへ
垂直にねじ込むタイプのダウンライト
ダイニングの天井に4灯埋め込まれています。
DAIKO製の照明ですが、当初付いていた電球はTOSHIBA KR100V54W型。
これがまずまずの頻度で切れては交換を繰り返していたのですが、近年のLEDブームに習い、思い切ってLED化することに。
ですが安くなってきたとはいえまだまだ電球よりも高額です。
4灯一気に交換は出費が大きいので、LEDの中でも比較的安価なアイリスオーヤマ製の同等品の2個入りを買い、切れた物から交換して色合いを確認して見る事にしました。
結論としましてはバッチリ同じ雰囲気です。
心配していた色合いも電球色で判別がつきませんし、消灯時の見た目も幸い垂直にねじ込むタイプだったため、首元のデザインの違いは見えません。
ちなみにその時に購入した型番はこちら。
LDA8L-G-E17-6T22P
(※型落ちなのか値上がりしています。購入する方は後述の物をおすすめします。)
光の広がりが180°のタイプで、もう古いのかAmazonでは高額になっていました。
垂直に電球が付くダウンライトは180°配光で問題無いです。
横向きにねじ込むタイプのダウンライト
迷ったのがこちら。
玄関の屋根に埋め込まれている人感センサー付きダウンライトですが、横向きに電球をねじ込んで反射板で拡散するタイプです。
LEDは首元に光が回り込まないため、配光角度が記載されています。
上で使用したタイプが180°配光ですので、横向き設置だと不自然な配光にならないか心配で配光角度が広いタイプを探しました。
それがこちら。
LDA8L-G-E17-6T42P
配光角度は220°です。
実際に設置してみると大満足。何の違和感もありません。
こちらも古くなったのか高額になってます。
こちらが現行モデルなのか、Amazonのおすすめに出てきました。
LDA7L-G-E17-6T62P
配光が290°という更に配光が広いタイプもあるようですので、使用器具に応じて検討してみて下さい。
LDA8L-G-E17/W-6T52P
横向きにねじ込むダウンライト(反射板繰り抜きタイプ)
こちら和洋室の天井に埋め込まれているダウンライトなのですが、建てた時に指定したわけではありませんが形状が違います。(設計士さんのセンス?)
反射板がミニクリプトン電球の形に繰り抜かれていて、形が違うと干渉します。
(アイリスオーヤマ製のLEDは全長で7mm、外形で3mm、ミニクリプトン球よりも大きいです。)
幸い使用頻度が低い部屋のため、まだ切れてはいませんが、ここは仕方ないので電球を使い続けていく事になるでしょう。
調光式間接照明
リビングの間接照明が調光式で、同型のミニクリプトン球を使っています。
アイリスオーヤマ製でも調光対応のLEDは高く、値段は2倍位します。
6個程入ったセットが1個当たりの値段だと安価ですが、そんなにたくさんいらないしと却下です。
こちらは何故かあまり切れないので電球を使い続けています。
ちなみに誰でも考えると思うのですが、調光対応でないLEDを付けたらどうなるのか?
結果は、常に100%点灯で、30%辺りから下に調整すると高速で点滅します。
常に全開で使うという方は使えなくないかもしれませんが、自己責任で(笑)
LDA9L-G-E17/D-6V3
ネオボールEFD21ELをLEDへ
こちらはリビングを照らすスポットライトで5灯あります。
(左がLEDの光、右がネオボールの光です。)
元々はネオボール(EFD21EL)と呼ばれている電球色の写真右のような電球を使用していました。
こちらもなかなか高価ですので、切れた物から順番に交換しています。
LDT10L-G/S
色合いは全く問題ありませんよ。
形状は違いますから、消灯時に気になる方はよくご検討を。
我家は2灯上向きで使っていますのでそちらで形状の違いをカバーしています。(残りはあと1灯です。)
思いがけず良かった点は、即全開で点灯してくれる事です。
ネオボールはスイッチを押してから1分程薄暗く、段々と全開になるのです。
100円ショップのミニクリプトン球
クリプトン球ですが、製造を終了したメーカーもありますが、まだまだ手に入ります。
写真は近所のダイソーで購入したものですが、消灯時の白色の色合いが若干違うものの、点灯させると違いはわかりません。
(左がTOSHIBA製、右がDAISO製)
LED化を見送った個所はしばらくこの電球で行こうと思っています。
おすすめです。
家の電球LED化は順番に交換するのがおすすめ
LEDにすることで毎月の電気料金が下がると言われても、全部一斉にというのは出費が大きくなって大変ですよね。
色合い等も問題ないですし、一般のご家庭は切れた所から交換がおすすめです。
ちなみにこの方法で電球を交換すると、LEDでどの位電気料金が節約できたのか全然分からないんですけどね(笑)